家族のこと

ライフスタイルDタイプにとっての苦行

私は、新年のあいさつまわりが苦手です。もてなしてくださる皆さんには大変申し訳なく思っています。でも私にとっては苦行です。

アドラー心理学の技法にライフスタイル診断というのがあります。それを知るまで、私はわがままで妻や子どもに迷惑をかけているのだと思っていました。でも今は違います。私は堂々と勇気を持って、ライフスタイルDタイプの代表として生きています。

そのライフスタイルは4つに分類されます。安楽でいたいと思うAタイプ、誰からも愛されたいBタイプ、リーダーでありたいCタイプ、優秀でありたいDタイプです。これはどれが良いということではなく、自分の最優先目標です。

私はDタイプです。優秀ではなく、優秀でありたいだけのDタイプです。さらに、優秀であるためには無駄な時間がゆるせません。ちょっとしたすきま時間も私には有意義な時間でなければなりません。

新年のあいさつまわりとライフスタイルDタイプがどういう関係にあるか説明します。

例えば妻の実家に行った場合です。妻の両親が歓迎して、こんなふうにもてなしてくれます。
「りょうじゅくん、今、お寿司くるから、それまでビールでも飲んでテレビ観ていて。」
この心温まる一言が私の苦行の始まりです。

ライフスタイルDタイプの私は、ビールを飲みながらテレビを観る、さらに食事がそろう前から食卓につく、それが苦痛に思えてしまいます。いつもはテレビを観るときはストレッチをしたりマッサージをしたり、プラス他のこともしています。また食事をする直前まで何か他のことをしています。

家族からは「落ち着きがない」、「せっかち」と言われて冷ややかな目で見られ続けてきました。まだ、家族にライフスタイルDを理解してもらうまでには至っていません。でも理解されるかどうか、それは私にとってはどうでも良いことです。私は今年もよりDらしく生きていくことをここに誓います。

昨日、妻の実家に新年のごあいさつにうかがいました。幸いにも昨日は仕事だったため、夜、妻と子どもたちを迎えに行くだけで済みました。

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