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No.12 ボランティア行政、そのまま元に戻すのもありだけど、何か変化に挑戦することはできないかな。


1日0.2%の成長で起こせ!
静かなる自分革命



前回の記事で、

ボランティアの方々に支えられてきた
行政活動が、
今この状況下で止まってしまっている。

このままだと
ボランティア行政って、
結構困ったことになりそうだぞって、
そんな話を書きました。

今日はその続きになります。


<ひとまず、現実的に考えると…>


ここのところ、
緊急事態宣言の解除などもあって、
少し空気が緩んできそうな気配がありますね。


こういった状況になると、

一番現実的な落としどころは、

「元に戻れるかもしれないから、
もうちょっとこのまま待ってみようか」

になるかもしれないですね。

戻った状態ってイメージできるから、
一番選択しやすい。

とりあえず、混乱しない。


うーん、
そうなっちゃうのかな。


ただ、また厳しい状況へと逆戻りしたり、
それを繰り返したりするかもしれないから、

なかなか安全と安心がセットになった
「戻る」という状態になるまでには、
長い時間が必要になるかもしれません。


そこまで待てない!
という自治体は、
ある程度お金や人的負担を投入する
かもしれないですね。

具体的には、
民生委員・児童委員などの
法律にもとづく活動から優先的に、
スマホとその通信費を
公費でまかなって
支給する、とか。

訪問の代わりに電話で安否確認したり、
たとえばLINEを使って
行政とのやりとりや、委員同士の連絡を
取り合えるようにしたり。

まず、一部でも活動が再開できるように
していく。

どこが費用負担するんだ?とか、
使い方をどうサポートするんだ?
など、
それはそれで細かいことはありそうですが、

このくらいまでのことをやる自治体は
出てくるかもしれないですね。


いずれにしても、元に戻す!
という前提での動きとなりますが、
今までテクノロジーと無縁だった
活動に、
少し変化が生まれるかもしれない。

そう考えることも
できるのかもしれません。



<これを契機に…>


できるだけ元どおりに…。

という発想は一旦置いて、


もし、この困った状況を逆手にとって、
何か新しい動きとか、
未解決になったままのことに
トライしてみる。

そのように考えたら、
何か、
仕掛けていくことは
できそうでしょうか。


たとえば…。


ストレートにボランティアと
結びつけるわけではないのですが、

今、働く世代と行政との接点が、
ほんとに少ないですよね。

今の30代〜40代は、
子どもを接点としたつながりぐらいが
精一杯だったりします。


40年前なら、実態として
主婦層が多くいて、
行政と一緒に活動する人なんかも
今より多くいました。

今、よく見てみると、
当時の主婦層の方々が
ずーっとボランティア活動を
続けてくれていて、

今もその活動の中心に
なってくれていたり、します。

つまり、行政としては、
次の世代と接点が持てないままに、
数十年同じ方々に頼ってきてしまった。
そう言える部分があるのかもしれません。


では、この困った状況をバネにして、
今の30代〜40代と接点を持てるような、
そんな挑戦は、できるでしょうか?


もちろん、今までできなかったわけですから、
簡単に答えが見つかるわけは、ないですね。
残念ながら。

ただ、何かしらヒントは
あるような気もしています。

たとえば、
「情報技術」「時間の価値」
という2つの言葉はヒントに
なるような気がしています。


また長くなってきましたので、
次回に話の続きを
してみたいと思います。

びっくりするような、
玉手箱を開けたような話の展開には
ならないと思いますが、
よろしければ、また次回お会いしましょう。


こちらの投稿は、主に自治体職員向けにその成長を支援する内容となっており、継続して読むことで、思考力、判断力、実行力の向上に役立ちます。

1ヶ月で関心のアンテナが立つようになり、
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6ヶ月で視野の深さと広さのレベルが上がり、
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まちづくりを担う力をつけていきましょう。

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