![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146567056/rectangle_large_type_2_3914a7716ed1a6e9b2883ee9cd55991f.png?width=1200)
あいまいなまま、把握しないままでよいことも多いものですよ
コーチングを学んだことでわかったことの1つに、「あぁ、相手の話を聴くときって、あいまいなまま、把握しないままでよいことも多いんだな…」というのがあります。
ここに気づけたのは大きかったなぁ。
どういうことか説明しますね。
そうだな…例えば、相手が仕事で担当しているイベントについて私に話してくれる場面があったとします。
本人は自分の気になっていることや、思いの強いところを話すので、当然言葉にしないこともたくさん出てきます。
そうすると、聴いている側からすると気になるんですよね、いろいろと。
へ〜、いまどのくらい準備が進んだのだろう?
イベントの会場ってどこなのかな?
大変そうだけど、相談できる人って職場にいるのだろうか?
などなど、いろいろと聞きたいこと、把握したいことが湧いてきます。
こうした疑問をそのまま口に出して聞くのが悪い、というわけではないのですが、ちょっとここは注意も必要なポイントなんです。
私が知りたい、私が把握したいことを聞けば聞くほど、相手は状況説明モードになってしまうんですね。
どんどん私が把握するための時間、つまり聞き側のための時間になってしまって、話し手にとっての時間ではなくなってしまうんです。
もし、「この場は話し手のための時間にしたいな」と思うのだったら、状況把握は手放すことも大事です。
本人の言葉だけでは、いろいろわからないことがある。
私の頭の中には断片的な情報しかなくて、あいまいなまま、把握できないままのこともたくさんある。
でも、私の把握したいことを聞く時間ではなくて、相手の話したいことが話せる時間にする。
そのために、相手が繰り返し言葉にしたことや、思いのこもった言葉に意識を向けて、その言葉の奥にあるものを一緒に見にいってみる。
そうなると、話し手の視野が広がったり、思いが明確になったり、あるいは話したいことが思いっきり話せてすっきりしたりする。
しっかりと、話し手のための時間になるんですね。
これ、職場での1on1とか、子どもの話を聴くときとか、そんな場面でちょっと意識してみてください。
勘所がつかめると、大きな効果を感じることができますよ。
意識してみること、おすすめです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この記事は、配信しているメルマガ(無料)の過去記事からの一部転載となります。
気軽に読めて学びになる、週3回発行のメルマガ購読もおすすめしています。
登録も解除も簡単にできますので、日々の生活の質向上にお役立てください。
メルマガ登録は→こちら
https://www.reservestock.jp/subscribe/150156
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ーーー お知らせ ーーー
★★★「といろの可能性発見講座」★★★
ストレングスファインダー®︎(クリフトン・ストレングス®︎)の各資質を理解しながら、自分の可能性、仲間の可能性を見つけ出す、深い理解と実践に活かすための講座です。
株式会社といろオフィシャルサイト 10potential.co.jp
★★★自分の強みの理解を深めませんか?★★★
「ストレングスファインダー®︎(クリフトン・ストレングス®︎)読み込みコーチング」はこちらから
★★★メルマガ(無料)を発行しています★★★
無理なく読めて、読み続けることで自然とセルフコーチング力やファウンデーション(自己基盤)、さらに「強みを活かして自分らしく生きていく力」が伸びていく。
そんなメルマガ(無料)を発行しています。
お申し込みはこちらから
★★★出版情報★★★
(1) 強みの活かし方を書いた一冊です。公務員以外の方にも好評です。
『自分らしさを見つけて伸ばす 公務員の「強み」の活かし方』(学陽書房)
(2) 職場の後輩や部下とどう関わり、育てるのか。コーチング技術を活かした育成術を伝える一冊です。
『後輩・部下の育て方、関わり方 公務員の新・育成術 思考力・判断力を伸ばす7つの着眼点と実践 』(公職研)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?