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No.38 年に10日間、攻めの休暇が未来を変える (2/3)


第二回 守りの休暇から、攻めの休暇へ


忙しくって、
休暇なんか取れなかった自分が、

体調を崩し始めたことを
きっかけに
半ば無理やり回復のための休暇を
取り始めた…。

そんな話を前回しました。


第一回 忙しくて休暇を取れなかった自分
 →こちら



今回は、休暇についてお伝えしたいと思います。



<休暇なのだから、仕事から離れたい>


もともと私にとっての休暇取得とは、
仕事にすき間を見つけて、
えいやっと取得するものでした。

せっかく仕事にすき間を見つけたのだから、
休暇のときくらい仕事のことは
考えたくないな。
仕事からできるだけ離れたいな。

そういう感覚を持っていました。

同じような感覚を抱いている人も
多いのではないかなと思います。


<守りの休暇から見えてきた、違う世界>


前号にも書きましたが、
体調が優れなくなってから、
仕事があっても、自分の回復のために
休暇を取るようになりました。

いわば「守りの休暇」取得です。

ただ、回復とは言っても、
床に伏せていなければならないような
状態ではなかったので、
まぁそれなりに動けるわけです。


「せっかく休暇取ったしな…」


そんなことを考えた私は、
思い切って都心のスタバに潜入する、
なんてことをし始めました。


そうすると…。

自分の日常とは違う日々を送る人たちが
見えてきたんです。


このことが、
とてもおもしろく思えました。


都心のスタバでは、

仕事の打ち合わせを
している人たちもいるし、

英語で商談をしている人もいる。

Macで高度なイラストを
仕上げている人もいる。

そして、
静かに集中して働く人が
多くいました。


たしかに、
ほどよく静かな空間で
仕事をしていたら
とてもはかどりそうだし、
大事なことだって
ちゃんと考えることが
できそうだ。

こうやって集中して、
高い成果を上げている人が
世の中にはいるんだな。


いろんな働きかたがあるものだ。


気力体力を回復させるための
休暇取得が、
それまで私の視界に
入ってなかった世界を
覗かせてくれることになったのです。



<攻めの休暇取得へ>


体調もまずまずの状態を
維持できるまでに回復してきたころ、
私は自分の中である決め事をしました。

それは、
月に一回、
自分のための休暇を取ること

です。

そして休暇取得には
2つのルールを設定しました。


ひとつは
月のはじめに休暇日を決める
です。

先に休暇の日を決めてしまって、
仕事の予定をブロックしました。


月にたったの1日ですが、
夏休み期間の7〜8月を
除いたとしても
年間10日間あります。


年間10日間、
自分のために休暇を取る。


私にとって、
これはかなりの贅沢です。

休暇が近づくにつれて
仕事が終わらなくって、
よっぽどくじけそうに
なった日もありましたし、

会議の日程調整が決まらずに、
私さえ合わせればみんなが揃うのに、
なんてこともありました。

それでも、
頑張って、
休暇取得を優先しました。


個人的には
かなり勇気がいる行動でしたが、
頑張る価値があったと思っています。

そもそも休暇を取るのに
こんなに頑張らないといけないのかって
いうツッコミもありそうですが…(笑)。


そしてもうひとつは、
なにかしら自分にとって
プラスになるものを組み込む

というルールです。


プラスになること。


具体的には
だいたい5つのことを
していましたが、
それは次回書くことにします。


この、
① 月のはじめに休暇の日を決めてしまうこと
② 自分にプラスになるものを組み込むこと
この2つを決めて実行すること。

仕事から離れるためでもなく、
回復のための休養でもない。

それが攻めの休暇取得です。


簡単そうでしょうか。


私には、
年間10日間の休暇を
仕事の予定より優先して
取得するということは
かなり高いハードルでした。

でも、
これをほぼ実行したことで、
多くのものを得たと
実感しています。



次回は、
攻めの休暇を取得して
自分がやっていたことを
書きたいと思います。


次回をお楽しみに!




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