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No.6 あなたの欲しい情報がなにかって、分からないものです。

1日0.2%の成長で起こせ!
静かなる自分革命


今回は、前回に続いて
情報」がキーワードです。

いろいろ決めごとをしていくために
情報って大事なのだけれども、
なかなか上手にもらうことが
できなかったりしますよね。

よく職場でこんなやりとりを耳にします。

「えー!そんな話聞いてなかったよー!」
「言ってくれればいいのに、なんで言わないんだろう…」
「そんなこと、言ってくれなきゃわかんないよ!」

たしかに、

情報を出す側に大きな落ち度が
あることも多いのですが、

私がちょっとおもしろいなと思うのは、

「聞いてなかった!」と怒っていたその本人が、
別なところで
「そんなこと、聞いてなかったよ!」って
言われている。
そんなことを目にするところなんです。

怒っていた人が、
別なところで怒られている…。

どうもこれって、
ある特定の人だけに
起きていることではなさそうです。

ちょっとした工夫が
必要なところだな。

そんなことを感じます。


<接点を増やしていく>

前回の記事では、
ちょっとした情報でも、
少し意識して提供していこう。

そんな話をしました。

情報を伝える側からの
接点を増やそうっていうこと
なのですが、

同じように、
受け取る側からも
接点に工夫をしていく
ことが大切
になってきます。

情報を伝える側は、
たいていの場合、
あなたが欲しい情報が何かなんて
わかっていません。

これを
「察して欲しい」と
相手に依存するのも
いかがなものか
、です。

もらった情報が嬉しければ、
嬉しいと口に出し、
これが欲しかったんだと
口に出す。

また、ふだんから、

「こういう情報があったら欲しんだ」
「だから何か関連することあったら教えてね」
なんて口に出しておく。

そうやって、
口に出していくことを
“敢えて”繰り返しておくこと。

これって小さなことだけど、
とても大事なことだったりします。

あぁ、この人は
こんなことを知りたいんだねって、
周りの人が分かっていること。

この効果はとても大きなものになります。


友だちとの話のなかで、

「あなたイチゴが好きだったよね」
「このあいだ行ったあそこのお店、
イチゴを使ったデザートの新メニューがあって、
それが美味しかったんだよ。おすすめだよ!」

なんて会話がなされるのと、
根っこの部分は、おんなじことなんです。


あなたが欲しいものを
周りにわかっておいてもらうこと。


大事です。


ついついさぼっちゃうんですよね。

口に出すこと。


相手に向かって、
「あなたが私の立場だったら、
これを伝えておいてくれないと困るって、
想像できるでしょ!」

なんて、
後から怒っちゃう。

仕事は人と人とがおこなうものだから、
すれ違い、行き違いは
ゼロにはならないものです。

でも、減らしていくことはできる。

困ってから、
慌てて聞いてまわるのと、
あらかじめ口に出しておいて、
困る前にむこうから
伝えてきてくれるのと。

仕事の負担がずいぶん違ってくること、
想像できますよね。

仕事の早い、遅い、の違いって、
こんな小さなことの
積み上げの違いだったりします。

こんな情報は知っておきたいな。
そう気づいたときだけでかまいません。
口に出してみることを、
少しずつ、工夫していってみてください。

やっていくうちに
上手になっていくものです。


先行きがますます不透明に
なってきているこの時代。

人と人との接点を厚くして、
集合知でbetter を探っていく時代。

情報の集め上手になっておくことも
とても大切なことです。

1日0.2%の成長をしていきましょう。

では、また。


コロナ対策で奮闘されている方々へ、
その活動に対する敬意をお示しするとともに、
感謝申し上げます。
この不透明な時代だからこそ、
自治体職員の力量アップは大切なことと考え、
投稿を継続してまいります。


こちらの投稿は、主に自治体職員向けにその成長を支援する内容となっており、
継続して読むことで、思考力、判断力、実行力の向上に役立ちます。

1ヶ月で関心のアンテナが立つようになり、
3ヶ月で思考の解像度が上がる。
6ヶ月で視野の深さと広さのレベルが上がり、
1年で判断力、実行力に格段の違いが出るようになる。

まちづくりを担う力をつけていきましょう。

こちらのマガジンにまとまっています。
マガジンのフォローをお待ちしています。
「自治体職員サポートマガジン」https://note.com/ryoji_saito/m/m53582723e9a0


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