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No.7 新型コロナウイルス関連の情報と、これからの都市について考え始めようという話

1日0.2%の成長で起こせ!
静かなる自分革命


ここ数回、
「情報」をキーワードに書いてきて、
今回は新型コロナウイルス関連の情報提供+@です。

つい、
日々の感染者数の報道とかに
うわ!うわ!って気持ちを乱して
しまいがちな人もいると思いますが、

世の中に必要な仕組みを考えて
それをつくっていくことが
自治体には期待されていることもありますので、
ちょっと落ち着いていきましょう。

今、最前線で目の前の人を支えるべく
奮闘している職員の方々には
最大限の敬意をはらいつつ、

幸いにも、
少しでも考える時間を持てる
職員の方々には、
ここでしっかりと考えてほしい、
そう願っています。


さて、

今取り組まれていることを知ったり、
これからのことを考えたりする上で、
役に立ちそうだなと思った記事を
いくつかまとめてみました。

発言や仕組みの背景とか根拠がわかるもの、
客観的なデータが見えるもの、
私がそう思ったものを
個人的に抜粋したということに
なりますが、
以下にご紹介します。


その1
「なんで人の接触を8割減らす必要があるの?」
という根拠が書いてあるのがこちら

「このままでは8割減できない」 「8割おじさん」こと西浦博教授が、コロナ拡大阻止でこの数字にこだわる理由


その2
緊急事態宣言が出て、
実際に人の動きって変わったの?

緊急事態宣言によって人々の動きはどう変わったのか? ヤフービッグデータから見えた動態変化


その3
慶應大学医学部の宮田裕章教授が
LINEとはじめたプロジェクトについて

新型コロナ対策で重要性増すパーソナルサポートと「隠れクラスター」発見


その4
LINEプロジェクトで分かったこと、など

これと、
検査が少ない日本の貴重なデータ、LINE調査で分かったこと

続きがこれ
民主主義国家でICTを使ったコロナ追跡は可能か? 宮田教授が解説


その5
iPS細胞の研究で有名な山中伸弥教授が、
コロナウイルスの情報を
まとめて発信してくれています。
ときどきチェックするといいかも。

山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信


その6
政府対策本部の専門家会議や
厚労省クラスター対策班等の関係者も
直接発信してくれています。
一般向けだから、
自治体職員には既知のことかもしれないけれど。

全世代のみなさまに、いま拡散してほしいこと


その7
国の政策にもいろいろと関与されている
慶應義塾大学安宅和人教授の記事はこちら

そろそろ全体を見た話が聞きたい2



今対応しなくちゃいけないことも
たくさんあるけれど、

withコロナ
Afterコロナ

などと形容される
これからの世の中で、
どんな仕組みが必要なのか。
そこも考えていく必要がありますね。

そういう意味では、
その7で紹介した安宅教授の記事は
参考になると思います。
(文字が多いけど…)

ちょっと抜粋して引用させていただくと、
このブログ記事の後半に
このようなことが書いてあります。

話を戻そう。
ということでWithコロナ社会ということになると、上で挙げたような打ち手は本当に今の一時しのぎの話だ(それにしてはかなり多いが、、)ということになる。

マクロ的には
1. 密閉(closed) > 開放(open)
2. 高密度(dense)で人が集まって活動 > 疎(sparse)に活動
3. 接触(contact) > 非接触(non-contact)
4. モノ以上にヒトが物理的に動く社会 > ヒトはあまり動かないがモノは物理的に動く社会

という方向性を当面givenとして我々は生きていかないといけない。
簡単な図にすると、以下の通りだ*14。
この流れを、開放x疎で「開疎化」と呼ぶことにする。

自治マガNo.7 - 1

自治マガNo.7 - 2

ちなみに、このマトリックスの左下がいわば「都市」であり、
人間がこれまで作り上げてきた
最も効率がよく、楽しく快適だった空間でありソリューションだ。
以前、次のエントリで議論したとおり、
これまでひたすら人類はここに向かってきた。

− 安宅教授のブログ記事「そろそろ全体を見た話が聞きたい2」より一部抜粋 −


効率化して、集約化して、
スマートシティとかって呼んで
目指していたものが、
これからは変わるのかもしれない。

そう考えると、
自治体が取り組んできて、
これからも取り組んでいく
まちづくり、
ハードもソフトもひっくるめた
まちづくりって、
どこを目指していくべきなのだろう?

一人ひとりが本気で考えて、
知恵を集めていく必要があるかもしれませんね。

落合陽一氏や安宅教授をはじめとした
そうそうたるメンバーが出演した
こちらの番組は、
とても刺激になりました。

Newspicks
「WEEKLY OCHIAI」
今回のテーマは、
Withコロナ時代の日本再生ロードマップ


会員にならないと観れなかったと思いますが、
(無料体験10日間がありました)
ほんとうは、こういう話をすることって
自治体職員の本来業務なんだろうなと
感じた次第です。

どの語り手の発言も冷静で、
刺激があって、
「何が悪いか」ではなくて、
「何が変わろうとしているのか」、
「これから何をしていくか」、
「何を考える必要があるか」、
という前を向く言葉が並んでいた番組でした。
おすすめです。


コロナの影響は大きく、
これからのまちづくりの
目指す先も変わってきそうです。

日々、自治体職員が業務で
経験し、体感していることって、
実はとても貴重なものですから、
それらを言葉にして、対話をしていきましょう。

自治体職員の知恵を集めていく時代です。

では、また。



こちらの投稿は、主に自治体職員向けにその成長を支援する内容となっており、
継続して読むことで、思考力、判断力、実行力の向上に役立ちます。

1ヶ月で関心のアンテナが立つようになり、
3ヶ月で思考の解像度が上がる。
6ヶ月で視野の深さと広さのレベルが上がり、
1年で判断力、実行力に格段の違いが出るようになる。

まちづくりを担う力をつけていきましょう。

こちらのマガジンにまとまっています。
マガジンのフォローをお待ちしています。

「自治体職員サポートマガジン」https://note.com/ryoji_saito/m/m53582723e9a0



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