ゴールド7/10~7/14トレード戦略
皆様、今週もお疲れ様でした。天候が不安定な日々が続いてますが、もう夏を感じる今日此の頃です。熱中症も増えてくる季節ですので体調にはどうかお気をつけくださいね。
さて、相場の方はと言うと今週は指標も多くレンジの上下を往復する形で、短期は忙しい値動きが多かったように感じます。週末の雇用統計ではドル安、ゴールド高に反応しレンジブレイクもあるのかと思う値動きでしたが、米金利は指標の結果を受けてもそこまで反落するようなこともなく、終わってみればゴールドはレンジの中で終わっています。
個人的にも長く持っていたショートポジションを週末に整理する流れとなってしまいましたが、大きな流れはまだ変わっていませんので、引き続きシナリオや戦略は微修正をする程度でこのままの流れを追って行ければと思います。来週の注目指標は水曜日に米CPIが発表されますので、雇用統計と同じように瞬間的に大きく動くことが想定されるのでここは警戒していきましょう。
それでは、来週分をどうぞ。
※私が公開している情報は全て教材用、検証用の資料となります。トレードシグナルではありません。投資をする際は皆さま自身で良く調べ考え、自己責任で最終決定をしてください。
週足分析
■週足では、目線は変わらず流れは下方向ですが、長期的上目線で見ています。ローソク足は上下にヒゲを残したコマ足の陽線となり実体の小ささから方向感が今はない状態を示唆しています。
週足的にも1940~1950を強く抜ける陽線を残すようなら、再び高値を目指す流れも見えて来そうですが、現状では下方向の流れの方が優位かなと見ています。
ですので引き続き1950を背に戻りは叩きながら、買い場を探って行く展開を見ていきたいと思います。買い場として見ているポイントは大きく変わっていませんが1871、1855、1835といった所。先週までは買いポインとしてみていた1890はレンジが長期化していることからスルーし引いた位置での買いをメインシナリオとして見ていきたいと考えています。
日足分析
■日足では、目線は下方向寄りの中立で、まだ下方向優位の現状レンジとなっています。早い段階で持ち直すなら上に返り咲く事も見えてきますが、このままレンジが長期化するなら一度下に振ってからでないと反転は厳しそうだなと思います。特に今は大きな材料も無く、現状はその時の短期で上下していますので、1940を実体で早々にブレイクし明確にダウが上向くまではこのまま目線は変えること無く中期的には売り方向中心のポジショニングを考えていますので、戻れば日足では1940を背に戻り売り狙い、週足では1950辺りを背にして考えていきたいと思います。但し来週の水曜日に発表されるCPIは警戒してトレードしたいと思います。
買い場においては、週足の状況から現在のレンジからもう一段、二段下で待ち構えて見ていきたいと考えています。週足抵抗帯が1871~1835と厚くゾーン幅もあるので、週足のポイントである1871、1855、1835付近を目処に探っていきたいと考えています。
4H分析
■4Hでは、目線は上よりの中立。レンジの上の方で引けています。Wボトム波形で、金曜日は雇用統計で上を試して終わっています。短期反転の形も見えていますが日足レジスタンスが1940辺りが重しになっており、材料もない状況で抜けていくにはまだ厳しいと見ています。
週明けは、上を再度試したところから1940を背に跳ねた所を売りポジを作っていきたい所ですが、大きくはレンジの中ですので、中途半端な位置でのポジショニングだけは避けたい所です。
買いにおいては、特に今は材料があるわけではないので、短期反転の形とは言え日足で1940以上で決まるまでは積極的には狙わずスルーして、先週同様下での買い場を探っていきたいと思います。
ドルインディックス
■DXY日足は、レンジミドルで抑えられ再び下を見るような形で週末は引けています。金利の方は相変わらず強い状態をキープしておりチグハグな状況で現状噛み合っていないため、決定的な方向感を出すような値動きには発展していない状況ですね。
前からも言っていますが、これら他の方向感も揃ってくるなら方向感も出てやりやすくなると思いますが、もう少し様子を見つつ行ければと思います。来週は、レンジ下限にDXYがくるならその際のゴールドの位置を見て売りポジを作りたいと考えていますが、今は中途半端な位置になっていますので背に出来るポイントまでは待ちのターンかと考えています。
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