ゴールド10/9～10/13トレード戦略

皆様、今週もお疲れさまでした。すっかり朝晩は肌寒くなってまいりましたが皆様の地域はいかがでしょうか？過ごしやすい気候とはいえ油断せず体調管理を怠らずお互い気をつけて参りましょう。

さて、相場の方はと言うとドル高の影響を受けつつ週の前半こそ下押しが加速しましたが、週後半では短期レンジを作り長いこと続いた現在の下落も週足では下髭を付ける形でクローズしております。10年金利は５％にタッチする強い勢いをキープしていますね。色々と分岐点の多そうな位置に今はそれぞれ位置していますので、どちらに転んでも対応できるように事前準備はしっかりして焦らず出来る環境でトレードしていきたいと思います。

それでは来週分を週足から見ていきましょう。

※私が公開している情報は全て教材用、検証用の資料となります。トレードシグナルではありません。投資をする際は皆さま自身で良く調べ考え、自己責任で最終決定をしてください。

週足分析

Tradingview週足

■週足では、目線は上方向。流れは下です。週足サポート月足押し目候補1800付近まで下落後は下髭を付け反発した所で今週は引けています。下落の流れがまだ止まったとは言えませんが、止まるところではしっかり止まったなという印象ですので、今までは売り中心で回していましたが、2番底を作りに行く動きを1800を背に次は買い中心で回していきたいと考えています。

大きな転換上昇については、下降チャネル抜け(週足切り下げトレンドライン)や明確にＷボトムなどの底を作った後のネック抜けからでも遅くはないと思います。長期的な買いを仕込むのは焦らずとも、もう少し時間経過を見てからでも遅くはないと考えているのでぼちぼちやっていきたい所です。

日足分析

Tradingview日足

■日足では、目線は下方向。流れも下です。現状下降チャネル内を推移し丁度先週は下落幅を達成して週足サポートに支えられ週末引けた形です。一旦の下落も落ち着いてここからは再度戻ってからの戻り売りと週足サポート押し目買い勢との戦いが想定されます。

重要分岐点としては下は1800、上は1855や1885、1900と上にはレジスタンスとなりえる候補も多いので1860付近から上は重そうな印象ですが一方的に下がってきた分リバであっさり戻す事も視野に見ていきたい所。買いを中短期でも狙う際はそのあたりのレジスタンスに注意しながらトレードしていきたい所です。主には中長期以上でトレードしていきたいので週足にも書いていますが、2番底での買い場をここから探っていくのがメインシナリオですので戻り売りを受けてから個人的には動いていきたい所です。

メインシナリオが崩れた場合の考えとしては、下の1800は週足以上での水平なので、確定足で下抜けてしまえば再び大きく下落することが想定されるのでこのポイントを警戒しつつ、下抜けた際は、1800サポートは週足以上のサポートの為、ここの急落、下落などには付いていかずに一旦スルーして静観していく考えです。

４Ｈ分析

Tradingview４Ｈ足

■４Ｈ足では、値幅が大きく動いた後で波が奇麗ではないのですが、日足チャネル下限からの４Ｈ包み足陽線での反転サインの確認が出来ます。短期的には一旦の底を作れたのかなといった印象です。週末引け時点で1830より僅かではあるものの上抜けた事で現状の底は根拠として使えるので1825付近まで押してくるなら安値を見合いに日足で書いている戻り売り候補1855や1885、1900までを狙った買いは面白いかなと考えています。もし買いを仕込めなくとも現在位置付近を上に抜けてからの1830付近がサポート転換するような動きを狙った買いも狙えるので焦らず波形が整うのを見つつぼちぼちやって行きたいと考えています。

難易度的には、短気は値幅がかなり大きくなっていますので難しくなっていますので、私はいつも中長期でやっていますが、短期でいつもやっている方も日足以上でロットを抑えながら背もその分余裕を見ながらゆっくりやって行くのが今は良いのかと個人的には思います。

ドルインディックス

Tradingview日足

■ＤＸＹ日足では、直近ドル買い要因の多いここ最近でしたが、材料も出尽くした感もあり107レジスタンスを受けてからは中期的には天井を作りつつある値動きとなっています。ドルもここまで99付近から強い上昇を作ってきましたが、ここらが一旦の折り返し地点になるのかどうかってところです。とはいえ大きなレンジを上抜けてますので、104～103を強く下抜けることが無い限りは上方向優位への流れは変わらないと考えて見ていきたいと思います。

ＤＸＹにおいては時間軸をさらに大きく見ていきながら年末～来年に向けての流れをもっと時間かけてここから探って行ければと考えています。