そうか、僕は認めてほしいんだ

12月17日火曜日、雨のち曇り

起きると雨。
雨は嫌だなあ……。この季節、とても寒いし。

止みそうではあったのだけれど日和って傘をさして出社。止みそうだという予感はあたり、五反田駅についたら降り止んでいたし帰りも雨はなし。備あれば嬉しいな。もとい。憂いなし。

* * *

二週間のモラトリアムは終わり、もとのプロジェクトに戻って作業。バグ3件を処理。その間にレビューをこなしつつ、新システム向けの仕様を固める。

旧システムとの互換性を取るために組み上げたレイヤーが邪魔。両対応が不要になったので、できればローンチまでにこの不要になった互換レイヤーを跡形もなく消しとばしたい、けれどそのためには時間が必要。

見積もりを出して申告すれば、通るものかなあ? 後顧の憂い……というか将来への禍根を残さないためには今、苦労を買っておくべきだ(ああ、「べき」って言いたくない)とはわかっている。
わかっているけれど、報われない苦労だという気がしてならない。どうにも腰が重い。

5年くらい前なら義憤に駆られてイケイケどんどんで突撃、直していたとおもう。いまは苦労したところで誰から認められるわけでも感謝されるわけでもなし──という気持ちが先にたって浮き足立つ。僕は認められたいんだなあ。自分のすること、自分のしたことで。

* * *

認めてもらいたいのなら。
認めてもらう価値のあることだと、わかりやすく、そして嫌みったらしさや押し付けがましさをきれいに消臭して提示する必要があるだろう。

でも、それはしたくないんだよなあ。

なんだか「ありのままの飾らない自分を好きになってほしい!」という虫のいいことをいう非モテの若者のようだよ。青いなあ、いまだに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?