後悔先に立たず
8月23日金曜日、雨のち曇り
8月いっぱい、日本マイクロソフトに倣って金曜日を休みにしてみている。ということで今日は休みだー!
午前中にヴァイオリンのレッスンを入れていて、昼にこどもに食べさせたらあとは自由!!
よーし、パパ、『天気の子』みに行っちゃうぞー!
……だとかおもっていたんだけれど。
昼に素パスタ(肉成分なしのペペロンチーノ)をモリッと食べたあと眠くなってしまい(いや、朝起きた時点で既に眠かったんだけれど)横になったが運の尽き。
ぐっすり眠ってしまい目覚めたときには6時過ぎ。
無理だー。8時45分からだったかの回があるけど、家族を置いてそれはさすがに見に行けぬ。
まあ先に悔いることはできないからね。だから後悔っていうんだよ……。
* * *
夕飯は例のレシピでスパイスカレー。
ただし辛味がきついと娘が食べるのに苦労するのでニンニクのすりおろしは無し。ショウガもふたかけ程度。だいたい狙いどおりの味で仕上がった。
それにしても玉ねぎを油で煮る、か。おもしろいなあ。
マトンカレーも食べてみたいところだけれど、娘が嫌がるので家族の食事にはできない。昨日、佐藤亜紀さんが「結婚して、それまでのレシピの2/3を捨てた」とツイートなさっていたけれど、我が家の場合、こどもの口に合わせて使えなくなったレシピがある、と言えよう。非常に残念である。
* * *
ヴァイオリンのレッスン。
とにかく基礎。
いまさらではあるけれど、悲しいほど弓が震えて音がよれる。
それを指摘され、なんとかしようと焦るけれどどうにもならない……。とくに弓の元あたりに近くにつれ揺れが酷くなる。
力みすぎ、力を抜いて! と言われてそのように意識して動かすと、弓を支えきれなくなって目も当てられないほど無様な震えになる。
……というのが!
なんとなくだけれども、「手」にばかり意識を集中して弓を動かそうとしていたからかも? という気がしてきた。二の腕で動かすと安定する、──気がする。
弓の重さをそのまま弦に伝える。
力まかせに弓を弦にこすりつけなくても音は出る。
弓を動かす手は柔らかに、軽やかに。
弓を弦に乗せて、腕全体で動かす。
手に力を入れて支えたりしない。この感覚をどうにか覚えていきたい。
もうひとつ。左手に関しても注意事項。
・力を抜く
・指はポジション近くで上げ下げするだけ(省力!)
小指がぐるっと巻き込むような形になっているけれど、それが力が入っている証拠だとか。
なるほど……
力を入れていたら16分音符の連続のような早い動きはできないから力を抜くこと。力を抜いても音は出る。
それから指を手のひら近くまで戻しすぎ。これも早い動きになったら間に合わなくなる。指を巻き取るのでなくて、できるだけその場で上下するに留める。
かつて手遊びにギターを鳴らしていたとき、とにかく力を入れてフレットに弦を押さえつけないと音がそもそも出なかった。だから、ぎゅーっと力を入れないとダメ、という思い込みがある。あるのだけれど、変えていかないと、だ。(あるいは軽やかに力が入れられるようになるのかも?)
左手と言えば、A線でシ、ド、レと音を上げていくときはよいけれど、ミ、レ、ド、シと音を下げていくときに、薬指に引っ張られて中指の位置が上ずれして音が甘くなっているのだそう。注意。
これも力を入れずに指のポジションで上下ができるようになれば改善するとかしないとか。セヴシックで練習してくださいと言われる。
そして移弦。
D線とA線は、手でちょっと傾ける程度で移れる。いまは腕を動かし過ぎで間に合っていないし、動かすときに弓が止まって音が途切れている。
弓を動かし続ける。音を止めない。移弦で移った最初の音をしっかり出す。
曲に関しては、機械が音を出すのじゃあないのだから、どう歌うか想像して、楽器に歌わせるように演奏してみてください、とのこと。
それから楽譜の読み込み。スタッカートが付いている部分は、同じようにスタッカートをかける。
前の先生にもたびたび指摘されたけれど、音符の長さの取り方が甘くて突っ込みがちになったりする。ゆっくりでいいから、しっかりと拍をとる。
いろいろ細やかな気配りができていないので、──うん、練習のしがいがあるってものだね。
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