『「お話上手さん」が考えていること』おばけ3号

『なにごとも「使える」ことと「使いこなせる」ことは別』。冒頭でおばけがそう嘯く。

仕事や交友関係のコミュニケーションと、夫婦の関係と、すれ違いがちなコミュニケーションをどのように円滑に進めるか。そしていかにストレスを溜めないようにするか。

10のシチュエーションでわかりやすく教えてくれる。

・相手と会話の軸をあわせる
 噛みあわないのは違う価値観で話をしようとしているから。
・言葉と行動から相手を見極める
 言葉を信じるのは美しいけれど、なにげない「行動」から相手が見える。
・暗黙のコミュニケーションを避ける
 言わないとわからないことがある。つきあいが長くなるとすれ違いがち。
・自分の心をカテゴライズして分析する
 寂しいのに「怒って」しまう。感情はそもそもごちゃまぜ。なにが本質?
・言葉の毒を解毒する
 受け流したつもりで溜まる毒がある。時間をおく。リセットスイッチを持つ。
・コミュニケーションの材料を仕入れる
 マンネリ化は話の材料がなくなるから。二人で共有する新しい経験を。
・会話不成立にしてかわす
 相手の筋とは違う返しをして、会話をシャットダウン。(関係も終わるので用法容量は適切に)
・言葉の盾を装備する(装備させる)
 ふだんから相手の素敵なところを言葉にして自信を持たせよう。
・アドバイスには種類がある
 気がついたら上から目線。コーチングとコンサルティング。ときには共感だけでよいことも。
・「好意」という麻薬
 都合のいい「好意」の言葉に御用心。


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