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ロンドンの旅2023 #2

2日目の夜は、寝たのも12時くらいでその時点でもう時差ぼけからの眠さが限界だったけど、また明け方4時くらいに1回目が覚めるということを繰り返した。
でも、その後また寝れたので、なんとか寝不足を解消できたような気がする。

そんなロンドン2日目は、とりあえず朝ごはんを食べることからスタート。

今回のホテルでは、朝食をつけなかったので、毎朝何かしら自分たちで調達する必要があるんだけど、この日は、たぶんロンドンのドトール的な立ち位置のPRET A MANGERで朝食。

どうってことない普通の飲み物2つにパン2つの2人分だったけど、£15くらい。日本円にすると、2600円😭
マジで円安の影響が強すぎる……。

これで£15

ちょっとホテルの周りをぶらぶら。オーガニック系のスーパーに寄ったら、どれもパッケージのデザインが色彩豊かで素敵だった。日本のパッケージでこんなテイストのものはあまり見たことない。どうしても日本は説明的になるような気がする。

カラフル
キムチでさえもこのパッケージ

今回の旅は、現地のライブを見にいくことが結構メインで、あまり昼の予定を考えてないので、だいたいどこ行くかをなんとなくその日に決めていく感じ。

この日は、イーストエンドロンドンに行ってみることに。イーストエンドロンドンには、古着屋とかレコード屋、雑貨屋などが多いとのこと。

ちょうど最近再放送されてたNHKの「世界はほしいものにあふてれる」のロンドン編でも取り上げられてた地域。

でも、実際にはどの辺が具体的に「イーストエンドロンドン」というのかも分からない状態で、とりあえずShoreditch駅に向かう。

駅の近くに「Spitalfields Market」というマーケットがあったので、行ってみることに。道すがら丸亀製麺を発見。

中をちらっと覗いてみたけど、大盛況だった。ロンドンでも人気を得ているよう。メニューで、日本ではみたことない「カツカレーうどん」っていうのがあった。
丸亀製麺以外でも、「カツカレー」をあちこちで見た。特に「チキンカツカレー」。イスラム教徒の人が多いから、豚よりチキンの方が人気なのかも。

Spitalfields Marketに到着。この旅、初めてのマーケット。ロンドンは至る所でマーケットが開かれてるみたいで、こんなマーケットがいっぱいあるんだろうな。

Spitalfields Marketは、ファッションから食べ物から色々ある感じで、ただ歩いてるだけでも全てが新鮮で楽しかった。
ザ・観光客向けのものを売ってる店もあれば、オリジナルで作ってる服やアクセサリーを売ってる店もあって多種多様。

これは違うけど、アンオフィシャルなTシャツもいっぱい。
美味しそうな食べ物も至る所に。

マーケットを一通り堪能したあとに、近くにあった古着屋がいっぱいある地下のエリア「Vintage Market」へ。

この古着屋地下街、入り口に来た時に前回ロンドンに来た時に来たことを思い出した。でも、その時はもうちょっとビクビクしててあまりゆっくり見れなかったなぁ、と思い出して、少しは自分の経験値が増えたことを実感。

古着屋地下街は歩けば歩くほど店があって、最初に思った広さの5倍くらいあった。小さな店がいっぱい集まってる感じで、それぞれに店の個性が感じられた。

見るからに時代を感じさせるVintage Marketの入口
金のBOSSのジャケット。確か懸賞じゃないと当たらないやつじゃないかな。

ぐるっと見終わった後は、これまた近くにROUGH TRADEというCD、レコードショップへ。
ちょうどビートルズが最後の新曲「Now & Then」を出したばかりで、中のBGMも入ってすぐの壁もビートルズ。やっぱり、本番だけのことはある。


ROUGH TRADEに入ってすぐの壁に大きなBeatlesのポスター

そういえば、このレコード屋さんでトイレに行った。ロンドンに行く前は、街中のお店にはトイレがないから、ホテルとかのできるところがあればしとけ!みたいな情報をよく見たけど、この後の旅全体も含めて、そんなこともなく比較的トイレを多く見た気がするから、少しずつ街中のトイレが増えてるのかも。
でも、駅にはトイレがほぼ無かった。

この辺は、特にグラフィティが多いみたいで、通りの至る所にグラフィティが。

乗り捨てられたシェアサイクル。

夜のライブ前に小腹が空いたので、妻が事前にチェックしてたBao(中華まんの皮のところみたいなやつ。饅頭)サンドのお店で腹ごしらえ。
店内の装飾とかも含めて、現代的で現地の若者に今人気みたい。

Bao bunsは、豚肉の煮込んだものに細かくしたピーナッツをかけた感じで美味しかった。日本でも売れば流行りそう。
一緒に頼んだ牛だし(?)の麺は、ちょっと台湾を思い出させる香りで日本の麺とはまた違った感じ。

腹ごしらえもして、ちょっと早いけど夜のライブ会場へ。
イギリスで有名な女性ラッパーのLittle Simzのツアーがちょうどロンドンであるということで、中心からちょっと遠いAlexandra Palaceへ。

会場の入り口。でも、これは実はライブ会場とは反対の劇場とアイスリンク側。

ライブは18:30開場の予定だけど、15:30くらいに会場に着いてしまった。行く前に会場のホームページを見た時は、周りに公園とかあってゆっくりできるのかな、と思ったけど、実際に着いたらそんな感じでもなく、併設されてる劇場とアイスリンクの入り口にある休憩エリアで飲み物を買って休憩。

開場が近くなってライブの入り口の方に向かってたら、すでに行列が。今回のライブは、持ち込める手荷物のサイズがA4以下と決められてて、行列に並んでる間にスタッフの兄ちゃんが陽気に大声でA4の紙をもって「これがA4のサイズだ。これより大きいバッグは持ち込めないからクロークに預けてくれ」って言ってて面白かった。

僕たちの持ってたバッグはギリギリくらいのサイズで、前に並んでたカップルにも「そのサイズならギリギリで大丈夫でしょ」って言われた。

行列に並んでる人たちを見てると、ウチらは寒さで凍えてるのに、シャツ一枚とか薄着の人たちも結構いて、どうしてその格好でいられるの?っていうような人も。
これはこの後も思ったけど、やっぱりヨーロッパの人々は体温が高くて寒さに強いのかしら。
気温5度くらいでも短パンの人とかいたしね。

開場前の寒い外での行列

開場して、中に入ると、そこは想像を裏切る様子で、軽いフェスくらいのフードとドリンクエリアがあって、その奥にライブ会場が幕張の1エリアくらいあった。
さっきのカップルに聞いた話だとキャパ10,000人くらいとのことなので、このくらいの大きさなのか。
でも、勝手なイメージでもっと小さいところかと思ってたからびっくり。

ライブ会場の一つ前の空間のフードエリア。軽いフェス規模。
ライブエリアの後方にも大きなBAR
ステージも予想より3倍くらい大きかった

ライブが始まるのかと思いきや、オープニングアクトが2組。全然そんなこと書いてなかったのに。
こういうライブの時にオープニングアクトがあるのが普通なのかな。

ちなみに、この時はまだ時差ボケも辛くて、結構眠さが……。PAブースの周りの柵にもたれて見てたけど、途中うっつらうっつらと……。

オープニングアクト中はまだそんなにお客さんの入りがそんなにだったけど、2組目が終わるくらいには気づいたら周りにたくさんのお客さんが。若い人が多めで、Little Simzの今回のツアーの衣装を真似た白シャツにネクタイの人もたくさん。さすがソールドアウトしてるだけのことはある。

やっとメインアクトが始まると、雰囲気は絶頂に。それと同時に自分の眠さも最高潮に。ライブ自体は音楽それ自体と演出も含めて素晴らしかった。
ステージに背景は、最近よくあるように全面ディスプレイになっていて、そこに曲ごとに作られたCGが出されるんだけど、このCGがまた曲のかっこよさを後押していた。

ライブが全て終わったのは22時過ぎ。Little Simzだけのライブだと思ってからこんなに遅くに終わると思ってなかった。ほんとオープニングアクトがあるならそう書いておいて欲しかった・・・。

もう体力が限界だったので、この日はホテルに頑張って帰って即寝。それでもホテルまで1時間以上かかったので寝たのは12時過ぎだったか。

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