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先頭に立つものだけが学べる

(914文字)

今まで俺は旅行が苦手で
慰安旅行や先輩に誘ってもらって行く事しかなかった

海外のホテルの予約も飛行機の予約も
乗り方も全て誰かにやってもらってきた人生だった

現地でナビを使う事も会話も出来ない
言葉遣いの強さや感覚も違う
普段出来てる事もミスしてしまう

誰かについていってただけの時と
自分が先導する時は全く感じ方が変わる

"大人になれば出来るようになるだろう"
"その立場になれば出来るだろう"
"何度もついていけばそのうち勝手に
身について出来るようになるだろう"

と漠然と鷹を括っていた自分が35歳になっても
今まで人に先導してもらってた事や
頼れる人に頼ってきたせいで
自らが学べてなかった事が多かったと痛感した

断言できるが
誰かについていってるだけで出来るようになる事はない
旅行も仕事も同じだ

"出来なくてもその時に学べばいいや"
と思っていても、いざ大人になり先導する立場になると
『こんな事も知らない、出来ない』
そんな自分が恥ずかしくなり
挑戦せず逃げることになるだろう

酷くなれば、出来ない真っ当な理由を無意識に作り上げて
『そんな事、必要ないから』と
出来ない事を正当化するだろうが
他人には『こいつは出来ないだけの奴』とバレている

『なんとなくわかっている』と
『自分が先導して実行出来る』は天と地の差がある

年齢は関係ないと世の中では言われるが
学ぶ挑戦をしない限り
60歳になっても未熟者は未熟者のままである
逆に20歳でも学ぶ姿勢を強く持った人は
歳上よりも出来るようになる

身になる経験は
自分が率先して計画し、実行し
善意であれ批判されるリスクも含め
未知への挑戦をする事でしか得れないと改めて理解した

誰かに先導してもらってる内は何も得れない

仕事も旅行も人生も同じく
自分が未知の領域に足を踏み入れ
予想外の障壁を乗り越えて行く過程でしか学びはない

いつか勝手に出来るようになる事はなく
常に学び身につけようとする姿勢がないとダメだ

先導してもらってる人は
やってもらっている事の能力や凄さに気づく事もない

そして自分が出来る事もないまま
あれがこう、これがどう

と不満を言うだけになってしまう

言ってる奴

知ってる奴

やってる奴

出来てる奴


様々な事を出来るようになるのが
大人への近道

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