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【筋肉シリーズ】男前に見せる筋肉~大胸筋~

こんにちは。飯坂涼平です。

今回は、筋肉シリーズということで、女性からの支持も高い『大胸筋』について紹介していきます。

まず、大胸筋は、胸全体に大きくまたがる大きな筋肉です。役割としては、上腕骨を内転、内旋させる機能を果たしています。また、腕の屈曲にも関与し、押すという動作の大部分の役割を果たしています。

鍛え方としては、大胸筋上部と大胸筋下部の両方をトレーニングしていく必要があります。器具では、バーバルベンチプレスやダンベルチェストプレスなどがあります。特にバーバルベンチプレスは、ほとんどのアスリートが行う三大エクササイズの一つであり、一度にすべての押す動作の筋肉を強化することが出来ることからとてもパワフルなエクササイズで、重量も上げることから人気も高いです。

それでは、大胸筋を上部、中部、下部に分けて見ていきます。

まずは、上部です。大胸筋上部は、鎖骨の内側から上腕骨にかけてついている筋肉です。
ものを持ち上げたり、斜め上の方向に押す動作に使われます。また、肩関節の内旋や屈曲、外転など様々な動きに使われる筋肉です。
※上腕骨は、鎖骨の内側と肩関節、肘関節をつなぐものです。

続いて、中部です。大胸筋中部は肋骨・肋軟骨から上腕骨にかけてついている筋肉です。
肩関節の水平屈曲、内旋の動きに作用し、腕を内側に閉じる動作に使われます。

最後に下部です。大胸筋下部は腹直筋鞘前葉から上腕骨にかけてついている筋肉です。内転や内旋の動きに作用し、腕を斜め下の方向に押し上げる動作に使われます。
※ 腹直筋鞘前葉は腹直筋を覆う硬い筋肉の膜のことです。


大胸筋を鍛えるとどんなメリットがあるのか、今回は以下の3つについてみていきます。
①メリハリのあるボディーラインを手に入れることができる
②変化に気が付きやすい
③代謝が良くなる

まずは、『メリハリのあるボディーラインを手に入れることができる』ということです。
胸部が厚くなることにより、たくましい体つきになります。男性だけではなく、女性もバストアップが期待できます。美しいボディーラインを手に入れたい方にとっては欠かすことのできない部位です。

次に、『変化に気が付きやすい』ということです。
大胸筋はトレーニングの成果が出やすい部位とされています。比較的大きい筋肉で、脂肪がつきにくいのが特徴です。なかなか成果が出ずに諦めてしまう方にとってもモチベーションの維持につながります。

最後は、『代謝が良くなる』ということです。
大きな筋肉を鍛えることで効率的に基礎代謝を良くすることができます。基礎代謝を上げることで脂肪がつきにくい体を手に入れることができます。

皆さんもまずは、自分にあった負荷でトレーニングを始めてみてください。

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