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掃除をする理由

真面目に仕事をするとご飯を食べる量も煙草を吸う量も格段と減ってしまい健康になってるのか不健康になってるのかよくわかりません。

#健康って何

さて今日は「なんで掃除をするのか」というテーマで話したいと思います。

ごくごく普通に考えてみれば「汚くなったら掃除するでしょ?」という答えを出てそれで終わりでもいいんですが深堀すると「なんで掃除をしなきゃいけないのか」というのが伝わると思います。

『綺麗なものより汚いものに目が行く』

どうやら人間には綺麗なものより汚いもの(正確にはそこにあると違和感を覚えるもの)に目が行く習性があるようです。

例えば真っ白なシーツが10枚ぐらいあって並んでいると「あっ、綺麗にしてるな」と思うんですがその10枚のうちの1枚に小さい黒いシミがついているとそれが気になってしまいます。でもよくよく考えたら綺麗な白い部分は99.99%ぐらいあるので数字としてみれば気にならないと思っても不思議ではありません。でも気になってしまいます。

下を見てください。

(↑↑↑黒い点が気になるでしょ?)

トイレもやっぱり綺麗なトイレを使いたいじゃないですか?汚いトイレには座りたくもないし、落ち着いて用を足せません。

ただここでもやっぱり汚いものに目が行くという習性で綺麗なトイレは使って気持ちはいいのですがそこにあまり印象は残らず汚ければ「うわっ、あの店のトイレは汚いから行きたくない」とマイナスの印象を与えてしまいます。僕も汚いトイレの場所は結構覚えてますが綺麗なトイレの場所ってあんまり覚えてないんです。汚い公衆トイレとかめっちゃ覚えてる。

『ちゃんと掃除の仕方教えてる?』

そもそも掃除は綺麗にするものなので新品の状態がMAX綺麗な状態です。それ以上はありません。

ということは掃除とは「人に与える印象のマイナスを取り除く、もしくはマイナスを減らす作業」と言っていいでしょう。

スタッフに掃除をやらせると意外と手を抜いたりしちゃいます。そりゃ掃除ってなかなか教えないですから。掃除機やモップ掛けにしても「掃除機かけてそのあとモップかけといて」で終わってる人って結構いると思うんですが「ここにこれだけ掃除機かけてそのあとこのぐらいの力でモップをかけないと綺麗にならないよ」とまで言わないじゃないですか?

でも掃除はマイナスを取り除く作業だという理由をちゃんと伝えて掃除の仕方までちゃんと教えているお店ってやっぱり綺麗だし気持ちがいいです。

大阪の有名な串カツ屋はまず出勤したらスタッフ総出で毎日1~2時間お店の隅々まで掃除をするそうです。その店は串カツ屋なので店内に油が充満していてもおかしくないのにいつ行っても綺麗です。

僕の好きな有名な料理人が言ってたんですが

「料理なんてできなくていいからまず掃除をできるようになれ!」と言ってました。料理人とは思えない言葉かもしれませんが僕はこれはお店の営業にあたってかなり大事な部分を占めると思います。

とこんな感じでスタッフに掃除をする理由をちゃんと伝えると結構力を入れて掃除をしてくれるのでお店は綺麗な状態を保てます。

ここまで書いたら「お前の店はちゃんと綺麗なんだろうな」とツッコミを入れられてしまうので気合い入れて掃除します。

こんなことを自分の周りは汚くてスタッフに毎日のように怒られてる僕からのお話でした。

ちゃんちゃん♪

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