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ビールの話だったのに・・・

チャンピオンになるためのダイエットをしていますが格闘家になるわけでもなく、体に気を使ってるわけでもなく完全に邪(よこしま)な気持ちをもっています。

#邪眼の力
#感情は狼
#体型はインパラ

今回は段階的にビール系の税率が変わるんですが僕の見解を話します。

数字多めなんで結構読みにくいかもしれません。
でも僕も頑張って書きます!あなたも頑張って!

まずはこちらをごらんください。
なかなか知られてないんですがビール系の税金が2020年10月より段階的に変わります。
(350ml缶を例にして出しております。)

◆2020年10月1日より
・ビール………………………………約70円(-7円)
・発泡酒(25%≦麦芽比率≦50%)…約59円(-3円)
・発泡酒(麦芽比率<25%)…………約47円(+-0円)
・新ジャンル……………………………約39円(+11円)

◆2023年10月1日より
・ビール………………………………約64円(-13円)
・発泡酒(25%≦麦芽比率≦50%)…約55円(-7円)
・発泡酒(麦芽比率<25%)…………約47円(+-0円)
・新ジャンル……………………………約47円(+19円)

◆2026年10月1日より
・ビール………………………………約55円(-18円)
・発泡酒(25%≦麦芽比率≦50%)…約55円(-7円)
・発泡酒(麦芽比率<25%)…………約55円(+8円)
・新ジャンル……………………………約55円(+27円)

表で分かりやすくしたのがこちら↓↓

(350ml1缶にかかる税金です)

なぜ酒税が変わるのか?

ビール好きには「やったー!ビールが安くなる!嬉しい」となるんですがじゃあなんで酒税が変わるのでしょうか?

こちらの理由をいくつかあげていきたいと思います。(中には僕の憶測も入ってますので信じるか信じないかはあなた次第です)

ここから読みにくいかもしれません。頑張って!

1、税収を増やしたい


酒税法ってのは歴史が古く室町時代から始まったとされ、今まで幾度となく酒税の改正がなされてます。←突然の歴史!
しかも1つの法律がこんなにも変わるって結構珍しいんです。

でも酒税の国に入る歳入は1892年(明治25年)に国の全体の歳入の24%をしめるほど巨大な財源でした。
しかしお酒類の税収は平成6年の2.12兆円をピークに現象傾向にあります。平成30年には1.27兆円まで下がってしまったんです。
この数字を見るとお酒が売れなくなってるんだなと単純に思うかもしれませんが(実際下降現象ではある)実は1つの商品によるものが税収を減らす要因となったとされてます。

発泡酒です。

ビールには麦芽など決まった原材料を決められた数値以上使わないとビールと名乗れない決まりがあり、しかもビール独自の税率が存在していました。ちなみにビールの税率は約40%で他のお酒に比べて圧倒的高い税率を課せられています。

そこでビールより安く提供できるように日本のビール会社が麦芽量の少ない(税率の低い)発泡酒を開発して売りに出しました。するとこれがメガヒット。実は発泡酒がでる前の酒税の税収7割近くがビールの税収だったので国は追いかけるように発泡酒の税率を上げました。これは僕の憶測ですが国は発泡酒で税収を得るのではなく発泡酒の税率をあげることによってビールの売上をあげたかったんだと思います。(この時ビールの税率は変えなかった)

しかしながらそもそも顧客のアルコール離れが止まることなく発泡酒も値段が上がったためますますビールや発泡酒も売れなくなりそこでビール会社が発売しだしたのが

第3のビールです。

こちらはもう麦芽を使わない新ジャンルのお酒(リキュール)として発売してこれがまたメガヒットするわけです。この新ジャンルのお酒はリキュールとして扱われるのでビールや発泡酒より圧倒的に税率が低いし原材料が安いので値段を安く提供することができました。

そしてとうとう平成30年のお酒の税収率はビール42%、リキュール類(第3のビールなど)15%、発泡酒7%になってしまうのです。

みなさんもご存知の通りビールと第3のビールの値段は倍ほど違いますので第3のビールの売上本数がビールの売上本数に迫ってきてるのです。

となれば国はこの第3のビールの税率をあげて税収を増やそうと思いますが発泡酒の時のように第3のビールの税率だけをあげても税収は減ってしまったので違う方法をとります。

これが今回の「段階的ビール系飲料の税改正」というわけです。

2026年には350mlのビールが18円安くなり第3のビールは27円高くなります。

国としてはこのまま第3の売上本数がビールに迫ってくれてあわよくば追い抜いてくれたらビールの税収が下がっても第3のビールの税収が大きいので国の税収は増える。

あとは飲食店においてほとんどの店はビールを扱います。発泡酒や第3のビールを出している店はほとんどありません。

ってことはビールの税率が安くなって飲食店の利益が上がると今度はお店の利益に対する税金として徴収することができます。

ここまでよく読めました。(*’ω’ノノ゙☆パチパチ あともう少し!

2、麦芽やホップの輸入を減らしたくない

こちらは憶測ですが国はビールの原材料の麦芽やホップの輸入が減ることを嫌がると思います。
この輸入量が減ると国交間にかなりの打撃です。しかもビール会社は4社で日本にあるビールのほとんどを製造している大会社です。
しかも日本最大の財閥グループ傘下のビール会社もあります。
財閥は政治的力も当然強いです。

当然輸入量が減れば商社の売上も減るので輸入量も減らしたくないし、ビールの消費も増やしたいってわけです。
このへんもビールの税率を下げる意味合いがあると思ってます。

『こんなんじゃ税収なんて増えねーよ』

さて長ったらしく今回の「段階的ビール系飲料の税改正」について書きましたが僕の見解としては

こんなんじゃ税収なんて増えねーよ!!!

です。

あたかも「税収を増やすいい策を練ったな」と言わんばかりですが税収を増やすこと自体根本的に無理なのです。

理由は途中でも書きましたが「アルコール離れ」と「少子化」です。

まぁ簡単に言えば全体の飲む量が増えるわけじゃないしむしろ飲む人が少なくなってんのに税収なんてあがるわけねぇだろ!です。

少子化に歯止めがかかれば税収なんていくらでもあがるんですが(その分支出も増えるけど)そのへんは政治的要素と文化的要素が入るんで割愛します。←割愛するやつww

ただ「アルコール離れ」はコミュニティの減少が大きいのでここの導線をちゃんと作れば改善できそうな気はしてます。国としてアルコール離れを改善するのはほぼ無理ゲー。だって日本は「みんなお酒をガバガバ飲もう」って絶対言わないもん。

さぁ、最後まであと少し!ここまで読んだだけであなたのことを一生愛します。

「僕は田舎のコミュニティの感覚がすき」

そもそも日本のアルコール離れが進んだ大きな原因はネットやSNSの普及です。

田舎なんて特にこの影響が大きくて話すなら直接会える待ち合わせ場所がそこらじゅうにありました。飲食店や公民館や家など。

一昔前よく父ちゃんが「町内の会合に言ってくる」と言って母ちゃんが「どうせ飲みに行ってるだけやろ」と毒づいてたアレです。

ネットが普及した今、さらにコロナの影響によりそもそも飲む機会が少なくなってるのお酒の税収をあげるのは無理でしょう。

でも僕が政治家なら(絶対なれないし、興味もないけど)「みんなで集まってお酒を飲もう」キャンペーンするかな?

田舎って都会に比べて出生率が高いんです。それは都会みたいに物が溢れてないから人が寄り添いあって生きてるんです。逆を言えば遊ぶ場所も仕事自体も少ないので「やることない(少ない)」んです。

同窓会とかで久しぶりに会って学生の時は全然絡んでなかったのに結婚してるって結構あるでしょ?

あんな風にコミュニティ作りの一環で国がお酒を進めていけば税収も少子化にも影響するんじゃね?と思っとります。

最後に沖縄の友達が名言を残してたのでこれで終わりにします。

「やることないからヤるしかない」

ど下ネタみたいwwですがコミュニティ作りのヒントに結構なると思いまーす。

最後まで読んでくれてありがとうございます。あなたはよっぽどのりょーへー好きです。僕もあなたのことが大好きです。

ちゃんちゃん♪

今日やること

見積もりから試算表制作(たぶんこれで1日終わる)

打ち合わせ

麻雀で負けたので友達の家を大掃除

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