人生は自分をワクワクさせる面白い方向にしか進んでいかないぞ。
「女の人に好かれたいなら、あなたはきれい好きになりなさい。」
母が幼い僕に躾けるように言ったのを覚えている。
「台所は女に任せて、あなたは掃除をしなさい。食事を子供に与える行為は、生みの痛みを知る母親の特権。その職域を侵すことは、母の威厳を踏みにじり、生きる権利を奪うことになる」
旅中に出逢ったギニアの母は、女として生き残る術を異国の男の僕に諭した。
男とはなんだろうか・・・。
父として、男として、何を語れるだろうか?
ジェンダーギャップを埋めるべく流れに世界が動いている今、僕は今一度自分のポジションを確認する。
幼少期の父親像は、そのまま今の父親像と重なる。
父が僕にしてくれたことを、今、息子にする。
語れること、伝えられることは非常に少ないとわかった。
ただひとつ、息子に伝えたい。
「地球を遊べ。世界を回れ。そして宇宙を目指せ」
地球はまあるい。
それは果てを目指し続けなければわからない。
進めばわかる。
人生は自分をワクワクさせる面白い方向にしか進んでいかないぞ。
グラバイキャンプは絶対に成功する。
まずはど真ん中から日本の果ての海を目指そう。
https://gravbicycle.com/news/340
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