自分探しは逃げではない

「そうなんです、自分探しの旅だったんです」

今ならはっきりそう言えます。


学生時代、「自分探し」という言葉が、好きではなかった。
「大学生にもなって、まだ自分が見つかってないんですか??」
暗に言われている気持ちにんなる。
就職活動のときは、「自分探し」が安使いされていた。
「自分探し=世間からドロップ・アウトした弱い人」という印象が世間の中にあった。
「自分探し」のレッテルが、大嫌いだった。


「どうして旅をしたんですか?自分探しですか?」

「はい、自分探しでした」
そして
「きっと、死ぬ間際も自分を探し続けていると思います」

そう付け加えて、今ならはっきり言える。


自分探しは逃げではない。
常に世の中は動き、自分の人生も流れている。
ひとつだけの自分でいられることもない。
自分探しをやめた者に、成長も輝きもない。
常に道に迷っていい。
迷うから選ぶんだ。
迷った選択肢に間違いはない。

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