旧街道自転車旅★旧中山道&旧東海道（全13日）を振り返って

「〝選択しない〟ということ自体が、選択しているんだよな」

世界一周自転車旅をしている8年半、毎日その自問をしていた。
お切りまりの如く太陽が東から西へ移動し、夜の帳が下りる頃、僕は毎日その質問で自分の今の現状を諌める。
いや、慰める。
世界一周自転車旅の8年半は、ある人から見れば人生のロスかもしれないし、人生の自分探しの長い夏休みかもしれない。
僕は人生に迷っていたのだろうか・・・。
いや、そうではない。
いろんな想いがあって、今、やりたい事、やるべき事だと思って、５年半のタイミングを待っていた。
いつも何時も、何事も、やり終えてから思うことは至極シンプルだ。
「やはり、やって間違いはなかった！」


今回は、「命というよりは時間の制約」の中でのチャレンジだ。
旧街道らしく、旅の前に以下の10箇条を挙げて実践した。

①好きなことを仕事にしているからこそ、一年に一度リフレッシュ&リセットプライベートライドをして、また仕事のことを好きになる。
②自転車冒険家小口良平が子供達に伝えている、夢はチャンス、夢は発信するこたから始まる、チャレンジは人生最大のテーマを実践するため。
③トレーニング（南極や、ガイドとしてのレベルアップ）
④プロモーション（サイクルツーリズム等、他）
⑤視察（江戸五街道、塩の道、初期中山道）
⑥間の見極め（家族と僕とのこれから生涯かけての時間の作り方）
⑦単純に旅をして1人になる（自然と町と人の他の声を聞く）
⑧失敗をしない選択肢を選ぶのをやめる（チャレンジ中での発言だから意味がある。だから旅中でも書記る）
⑨仮定をたて、それを実証実験する（歴史が何一つ正しくないのだから、ぼくたち人間も失敗をし続ける。書記中山道はたくさんある。だからこそ歴史は残さねば人々の記憶から消える）
⑩自分も予想しない自分の成長に期待（閾値に行ったものしかわからない閾地）
＋ワンアクション⭐︎厳しい環境に身を置き、規則正しく朝陽夕陽に感謝すること（身体が健康であり、精神が向上していること）


今回の10箇条は概ね達成できた。
旧街道、そして今のサイクリングガイド、アドバイザー、ツーリズムとしての基本がこれできた。
結果的に、大満足200点の自転車旅だった。
さて、今回の経験をどんどん実社会に活かしていこう！
感謝感謝の旅後の僕の気持ち。

中山道：593km⭐︎東海道：563km
トータル：1156km

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