Ryohei Minami

日系投資銀行にてIPOアドバイザリーや上場企業に対するIB業務を経験。2018年1月、…

Ryohei Minami

日系投資銀行にてIPOアドバイザリーや上場企業に対するIB業務を経験。2018年1月、グロービス・キャピタル・パートナーズ参画し、ベンチャー投資に従事。(Twitter : @RyoheiMinami1)

最近の記事

教育領域における事業機会#3 (補足)

少し時間が空いてしまいましたが、、前2回で教育領域における投資機会と題して、課題やプロダクトの事例/論点を見てみました。その中で顧客でもあり競合でもある既存大手プレーヤー側も調べてみたのでせっかくなので共有します。#2の最後の方でtoC向けビジネスはハードル高く、腰を据えて取り組む必要があると記載しましたが、まさにそれを時間をかけて作ってきた事例になるかと思います。 教育業界ランキング(売上高) 教育関連業界の売上高ランキングが上の表。(SPEEDAの業種分類を参考に未上

    • 教育領域における事業機会#2

      次に小中高校生向けの具体的な事例について簡単にみてみます。 プロダクト/スタートアップ事例プロダクト×顧客セグメント軸で主なスタートアップ+α をプロットしたのが下図。(※決して網羅的ではありません。&間違っていたら指摘ください。またLibry及びすららネットは弊社の投資先/元投資先です。) プロダクト軸では、デジタル教材(コンテンツ)、自らコンテンツは持たずにコンテンツを作成・配信・管理するプラットフォーム/LMS、その他教える/学ぶ以外の学習管理や校務管理といったツー

      • 教育領域における事業機会#1

        新型コロナウィルスによって、あらゆる業界が大きな影響を受けていますが、教育業界は最も影響を受けた業界の一つ。臨時休校/休園が強いられる中、全くデジタル/オンラインに対応できない事実が顕在化。 もともとレガシーな既存産業をテクノロジーを活用して変革していく、という投資テーマに関心があり、そういう投資担当先が多いですが、身近に感じた不を契機に「教育領域 / EdTech」を少し調べてみました。 「教育領域」の範囲一口に「教育領域」と言っても相当広く分散しており、テーマも様々な

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