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フリーランス美容師の課題

こんにちは。

東京は青山のとあるシェアサロンにてフリーランス美容師をやっております加藤亮平と申します。

今回は『フリーランス美容師をやっていく上で感じる課題』というお話です。



以前と比べて美容師のフリーランスという働き方が認知され始め、年代問わず多くの美容師さんが挑戦し始めている働き方だなと感じる今日この頃。


「新卒フリーランス」なんてパワーワードを耳にしたことのある美容師さんも多いのではないでしょうか?


僕はアシスタントを6年経験し同店舗で3年正社員としてスタイリストをやったのち業務委託という働き方を3年経験。

その後現在の働き方、シェアサロンを使ったフリーランス美容師として独立させていただきました。


正直フリーランス美容師という働き方で稼ぐには顧客がいないとでいない働き方だと思っていたので、現在多くの若手美容師さんが自ら集客をしフリーランスとして独立しているのを見ると凄いなと思うし大尊敬です。



ただ最近、このフリーランス美容師というワードだけが一人歩きしているのではないかと感じるタイミングがちらほらあります。


フリーランスという本質ってなんなんだろう、その辺りを交えて僕の個人的見解をお話しさせていただきます。


●個人における集客力の必要性

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フリーランス美容師を活動していくためには、まず自分という人間を知ってもらうことが必須になってきます。

自分で集客するというスキルです。


どんなにカットやカラーが上手くても、自分を売り込むツールがないとお客様はきてくれません。


インスタのフォロワーが〜千人、〜万人

ブログのPV数が〜万PV

ユーチューブの登録者数が〜千人、〜万人


芸能人や有名人でなくても個人で発信する集客力を持った美容師さんは増えてきたように思います。


SNSでの自己ブランディングが誰にでもできるようになったことや、その情報をお客様側も探しやすく且つ受け取りやすくなったことで、しっかりと狙った発信をすれば個人での集客も可能な時代になってきました。


それに加えて僕のように初期費用3万円ほどで青山という場所でも低リスクで独立できる時代。


コンテンツとサロンワークできる環境が整ってきた今、フリーランスとして独立するということは難しくない時代になったように感じます。


●フリーランス美容師になる、ということの認識の変化

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とはいえ自己集客というのは簡単なことではありません。


上記でもお話ししたように、フリーランスと言えばある程度お客様がついている状態でないと難しい働き方という認識を持っている美容師さんも多いのではないでしょうか?


それは間違いなくその通りで、自営業のくくりになるため当然お客様がいなければ収入はゼロです。


それもあって僕自身12年ほど同じサロンで経験をつけ、ある程度お客様からご指名いただけるようになった状態でシェアサロンで独立するフリーランスに転向させていただきました。


ここではじめにお話しした「フリーランス美容師というワードの一人歩き」という点において。


最近ではSNSの普及とシェアサロンが増えてきたことによって、誰でもきるクリエイティブな新しい働き方というイメージの方が強くなったように感じませんか?


イメージの変化や挑戦しやすくなったという反面、本来低リスクで独立できるようになったなはずなのに、集客という問題を抱えたままリスクを背負ってフリーランスに挑戦する美容師さんが増えてきているのではないかなと。


要は集客がうまくいかない、お客様があまりいない状態でフリーランスになる美容師さんが増えてきているということです。


美容師はもっと自由でいい。

美容師だってもっと稼いでもいい。


もちろん僕も思います。

美容師としての自分を充実させつつ、今よりもっと社会的に認められたい、評価されたい。


それを実現するためにはフリーランス美容師という働き方はとても魅力的だと思います。


これからフリーランス美容師は増えていくだろうと感じる反面、『フリーランスになったものの、、、』という美容師さんも増えていくんではないか、そう感じるのも正直なところです。


●フリーランスをサポートする仕組み

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フリーランス美容師は店舗を持たない独立の形であるため、どこかに所属するわけではありません。

当然『ああしろ、こうしろ』なんて言われることはないですし、言ってくれる人もいません。

全て自己管理、自分で責任を負うという働き方です。


なんなら誰かに依存するという環境から脱却したくてフリーランスになりたいと考えている美容師さんもいるのではないでしょうか?



ここでもう一度「集客」の話に戻ってしまうのですが、自己ブランディングとして集客をするということは、誰でもできるようになっただけで決して簡単なことではありません。

たった一人のお客様にきていただくことの大変さとありがたさを僕自身この一年程ですごく感じています。


そんなリアルタイムでフリーランス美容師をやっている僕が今後のフリーランス増加によって求められていくのは「自己集客をサポートする仕組み」だと思ってます。

大事なのは集客のサポートではなく「自己集客のサポート」ということ。


『自由にやりたい、どこにも依存したくない。』


そう思ってフリーランス美容師になったもののやはり集客への不安はやっていてもなかなか拭えないですし、実際に集客はしているがうまくいかないと不安を抱えているフリーランス美容師さんも多いはずです。

フリーランス美容師に挑戦してみたいけどお客様を呼ぶことができるかという不安を持っている美容師さんの声も多く聞きます。


そんなフリーランス美容師をサポートする仕組みが今後できてくると美容師として個人の価値を上げつつ活躍できる美容師さんも増えてくるのかなと思います。

そしてそれに気づいて既に動き始めている人もいらっしゃいます。



集客は個人のブランディングとしてやらなくてはいけない、これは大前提。


ただ今後フリーランス美容師の増加に伴いそれをサポートできる仕組みを必要とする美容師さんが増えてくるはずです。



今回は現役で活動するフリーランス美容師目線かつゴリゴリな僕個人の見解で申し訳ありません。

現状を見ていてそんなことを感じるというお話でした。



そんな僕は一人でも多くの方に自分を知って持っらえるよう、今日もブログを書きます。



ツイッターでもフリーランス美容師を発信していますのでよかったらのぞいてみて下さい。









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