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僕は後悔が嫌いって話

2年前まで住んでいた場所まで散歩をすることにした。
そこに着くと当然だが懐かしいという感情が出てくる、『あの時あぁしたな』、『あいつらとこの辺歩きながらよく話したな』、『あのコとはこんな話をしたな』…、たかだか2~3年前の出来事なのにひどく懐かしく思える。
地元に帰ったとき母校を見たりするがそこまでの感情は流れてこない、それだけ僕にとって大事な時間だったのだなと思える。

過去によって造られているとはよく言ったもので、今の思い出の部分は当時にとってはリアルであり、今もまた未来から見たら思い出の一部だ、つまるところ人間は前を向いてはいない、後ろを向きながら後ろ歩きをしているともいえる。
前だ後ろだ、未来だ過去だといったが、そもそも、認識する”今”は神経伝達の都合上0.2秒前の過去だしな笑。まぁ、こんな話に意味はない。

僕は後悔というものが死ぬほど嫌いだ。
過去を思い出し顔を赤らめることや、胸がザワザワすること、自らの不甲斐なさに泣きそうになること、怒ること…、そんなこといっぱいあるに決まっている。
だが別に良い、その時その自分がそう判断をしたのだからそれが正解であり、正義だ。

俺様は俺様のことを愛している、故に今の俺様を構成する過去の俺様も愛している。
そして俺様が世界で一番俺様のことを信じている。
反省することは数あれど後悔はない。

自己愛こそが幸せへの偉大なる第一歩だ。

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