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キャリアの転換期

前回、なぜ僕が楽天で働くのかを書いたけど、今回はその続きにあたる話を書いていく。

入社してから「楽天カードめちゃ使ってる」とか「携帯料金すごい下がったわ」ということをよく言われるようになった。純粋にそういうのはとてもとても嬉しい。

ただ、同時に感じることは、それを言ってくれる人に対しての自分の貢献度というか、影響力って米粒くらいしか無いんだなということ。
というのも、嬉しい声の反面、「亮平、楽天モバイルの電波遅いんだ、、、」とか「不正請求食らってコールセンターに電話してるけどつながらなくて、、」といった連絡をもらうことも増えた。僕のことを知ってる人は「楽天社員の亮平に聞けばなんとかなるかも」と思ってくれて連絡をくれるんだろうけど、悲しいかな大抵何もできずに終わってその度に申し訳無さと悔しさを覚える。もし自分にできることがもっとあって、その人達の声にすぐ対応できたらなとか、何かを動かす力があったらなとか、自分の身を削ればなにか改善されたらな、、、みたいなのをすごく思うけど、実際問題、今の自分にできることは極めて小さい。

前回書いた「自分がやった仕事で、住んでいる場所、年齢、性別問わず、多くの人に影響を与えられる仕事がしたいと思ってる」ってことに関して、入社してから特に思うようになったのは、「住んでいる場所、年齢、性別問わず、多くの人に影響を与えられる仕事」の”なか”での自分の貢献度を大きくしたいということ。ToCのサービスに関わりたい自分にとっては、エンドユーザーに対して自分自身がどれだけ貢献できているかってことがモチベーションであったり、仕事に対する熱量に影響してくるんだなってのをすごく噛み締めている。

そして、そういうことを常に思っていると、先輩社員に対して憧れを抱くことも増えた。みっきーや善久さんは、雲の上の存在すぎて憧れとかの域にとどまらないけど、矢澤さんや米田さん(対外的なメディアにもよく出ている楽天モバイルの重要なポストのお二人)がやってることとかを見てると、これだけの規模感のPJTをこれだけの裁量権持って推し進めてるのって、半端ないプレッシャーなんだろうけど半端なく面白いんだろうって常々思う。と同時に、どうやった彼らみたいにらなれるんだろうなと本気で考える。
(余談だが、社内のある打ち上げみたいなもので、矢澤さんが「死ぬ直前に思い出すのは、死ぬほど働いた今年のことだと思う」と言ってて、本当にかっこいいと思った)

が故に、「このままじゃだめだな」とも思う。
個人的に「ドットがコネクトする瞬間を楽しむ」という表現をよく使うけど、「目先のことを必死にやっていれば、それがいつか実を結ぶ」」といった考え方は強く持っていて、だからこそ研修も頑張れたし、朝から夜まで必死に働いてる今の生活も全然受け入れられる。かつ、「今の環境ですら成果を出せてないのにつべこべ言うな」みたいな環境は学生時代の部活とかだとよくあったから、色々主張することにも抵抗もあるし、何より配属でいつどこでなにをするか分からない会社というのは認識したうえで入ったから、全て「分かってる」という前提のもとではあるんだけど。

それでもやっぱり、ずっと自分の中にある「これがやりたい」ってことと、今の業務で求められることの乖離を感じることが無いわけじゃないし、同じ会社の中に「ここで働いてみたい」って強く思う場所があって、そこの人たちから色々聞いて、自分にどんなことができそうかを想像すると、朝7時の誰もいないフロアで、一人今日の仕事の目標を立てたりしてると「あ、、、この熱量と時間と体力を本当に興味のある仕事に注ぐことができたらどんだけのことが得られるんだろう、、」って思ったりもする。

だから、キャリアとしての方向転換を考えた。

、、、今日のところは遅くなってしまったのと、長くなってしまったのでここらへんで終わろうと思う。続きはまた明日。ではでは。

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