スイスカップ🇨🇭 バーゼル
皆さんこんにちは!
FUKAYA Racingの嶋崎亮我です!
現在オランダ🇳🇱シッタードに滞在しながらレース転戦を行っております。
8月7日から滞在しておりヨーロッパの生活にも慣れてきたところです。
8月11日はオランダ🇳🇱へレーンで行われたXCCに参戦⚡️
市街地の高速レースでヨーロッパの選手に揉まれながら4位。(UCIポイント獲得)
8月18日はベルギー🇧🇪ウッファリーズにて行われたXCM(距離95km 獲得標高2700m越え😅)に参戦!
普段XCMに参戦する事はないので、新しい自分に生まれ変わる為にも!と思いレース前日に出走する事を決めました。(死にかけながら無事完走😂)
そして、8月25日はスイスカップ🇨🇭バーゼルに参戦してきました!
このレースは2年前、自分が初めて出た海外レースです。
2年前、世界とのレベルの差を痛感したあの日は一生忘れられません。
オランダ🇳🇱シッタードからスイス🇨🇭バーゼルへのアクセスはこんな感じです。
こちらの高速道路のスピードはとんでもなく速く…ドイツは🇩🇪は制限速度が無いそうです😳
まだ自分は免許を持ってないので…(早く免許欲しい)
オランダベース🇳🇱の梶さんに運転して頂きました。(ありがとうございました🙏🏻)
さて、ちょっと前置きは書いたのでここからはレースレポートへ。
使用機材
メインスポンサー
株式会社フカヤ様
バイク
ROCKYMOUNTAIN ELEMENT CARBON
ヘルメット
SMITH NETWORK
サングラス
SMITH WILDCAT
ジャージ
PEARLIZUMI ORDERWEAR
シューズ
QUOC GRANTOURER XC
↑趣味のライドからレースまであらゆるシーンに活躍する大変汎用性の高い製品ばかりとなっております。是非チェック✅してみて下さい!
レース前々日〜前日
コースは2年前走った際と変わらない模様。
スタートは砂利のトラック区間。
その後、舗装路が続いたのちに山へと入り傾斜のキツい短い登りを終えて下りへ。
下りは少しリズムが悪いバンクコーナー。
土質的に一度滑り出したらグリップが戻らない様な感じ。
山岳の下りを終えると下り基調のシングルトラックを終えてスタートゲート近くに戻って、パンプセクションを通過してゴール。
2年前の経験からハイスピードなレースになる事を予想。
何せ2年前はジュニア。
今年はもっとハイスピードなU23での出走なので、更に競争率の高いサバイバルレースとなると思いました。
今回は金曜日から現地入り。
このレース前週に出走したXCMのレースの疲労もあって試走は2周半に抑えました。
金曜日は試走後、フランス🇫🇷ミュルーズのエアビーに宿泊🏠
夜も遅かったので急いで夕ご飯を作って就寝🛌
土曜日は後輩のレース!(U15)
朝はミュルーズを11時に出発して会場へ。
自分はフィードに入り後輩のサポートをさせて頂きました!
後輩2人の勇姿溢れる姿に自分も良い刺激を貰えました💪
この日、試走はせず後輩2人のレースが終了後、比較的早めに会場を後にしました。
再びミュルーズ🇫🇷に戻って宿舎へ。
夕飯の買い出しに行ってからこの日は自分が料理担当。
ご飯🍚を鍋炊きして鶏肉🍗と野菜を煮込んで完成!
夕食後は自分のレーススタートの時間が早い事もあって早めに就寝💤(22時には寝ました😪)
レース当日
朝は6時に起床☀️
自分は朝食からガツンと沢山食べたいので早めに起きました。
朝食を済ませてからレースの準備へと移行して、8時前には宿舎を出発しました🚗
8時40分くらいには会場に到着。
バイクチェック+レースの準備を行いました。
レース1時間前からアップを開始。
XCMの疲労のせいか脚が重かったので刺激入れは短めに行いました。
そしてアップ終了後はコールアップされる招集場へ。
何と今回は19番コール。
ゼッケンは119🚒
セカンドロースタート。
15seconds watch the light🚥
から周りの空気は静まり
ピストルと共にスタート。
基本スタートのトラックから山岳に入るまでは集団走行になるので、なるべく前の方に位置どりたいと思い…
スタートループで一瞬だけですがトップに出てループの通過は6番。
ループから本コースの舗装路区間へ。
ここからかなりのペースアップ。
周りの選手たちが、ダンシングをし始めて集団のスピードが上がりました。
このスピードに若干の遅れを取ったものの20番あたりでヒルクライムへ。
ヒルクライムでの周りのスピードは恐ろしく、、 こちらはオールアウト気味🤮
常にXCCを走らされているような強度のキツさでした。
ヒルクライムでの周囲のペースアップに遅れを取り30番あたりでダウンヒルへ。
結局、このヒルクライムのスピードに着いていけないのが世界との差なのかなと…
ダウンヒルは前のパックに問題なく着いていき、下り基調のシングルトラックへ。
この区間で自分は脚を緩めていた訳ではないのですが、周囲の選手に抜かれまくり…
「脚が重くて踏み切れない」
そんな感じでした。
この時すでに酸欠気味。
でしたが、そんな事言っていられないので気合いでモガキ続けました。
38番手で2周目へ。
ここで前後、7名ずつ程の2つのパックに単独で挟まれる事に…😇
平坦区間が多いこのコースではパックで走るのが有利。
それを理解しながらも自分は後ろのパックに下がる事はせず、独力で追いついてやろう、そう思い前のパックを追う事に。
ハイスピードな平坦区間ではタイムギャップを失いやすいので、全力で踏む事に。
「自分なら追いつける」
そう信じて追うが…
前との差を詰めるどころかヒルクライム区間の直前に後方パックに吸収される事に。
必死に喰ら付こうと試みるも平坦区間を単独でモガいた自分は限界に…
後方パックの選手に次々とオーバーテイクされ。。。
追走するも、またもや単独。。。
後ろにパックもなかったので諦めずに前のパックに追いつくしか選択肢はない…
パックに入れたら、ヒルクライム区間さえ耐えられれば楽に速く走れるので、パックに乗るために一心不乱に前を追い続けました。
全6周のほとんどを単独で走る事に…
5周目に前のパックからドロップした選手2名に追いつき、しばらくパックで走っていたのですが追走する気力は無さそうだったので、アタックを掛けてまたもや単独で追いました(1人TT状態😇)
6周目、ラストラップへ。
もうこの状況下で走ってきたので、失うものはないと思い必死に追い続けました。
途中、途中、ヒルクライム区間で前の選手の背中を確認出来たのですが、前はパックの状態で高速区間で逃げる、、
必死に追い続けましたが思い届かず49位でゴール。
ゴール後は酸欠でしばらく地面に横になってました。(成長ホルモン出してました)
自分の力を全て出し切れた点に関して、悔いは一片もないですが、リザルトに関してはレース展開によってはもっと上の順位を狙えたと思うのでとても悔しいです…
色んな気持ちが込み上げて来ましたが、やっぱり本場ヨーロッパのレースは楽しいです。
3周連続のレースで疲労も溜まって来たので、しっかりリカバリーします。。
さぁ今週末もベルギー🇧🇪でレースです。
頑張ってきます!!
ご精読ありがとうございました!
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