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CJ 八幡浜国際 レースレポート

お久しぶりです。
嶋崎亮我です。
5月25 -26日は愛媛県の八幡浜市民スポーツパークにて開催された国際レースに参戦してきました!と、実はその前に5月10-20日に単身トルコ🇹🇷遠征に行ってきました!


↑乗り換えの北京空港で見たやつ

日本を出て北京を経由してイスタンブールへ✈
初の単身遠征でしたがトルコ🇹🇷の方々に優しくして頂き本当に楽しかったです。
今ではトルコ🇹🇷が恋しいです🫶


📸@Faitih E.A

レースの方はというと… 2レースとも完走出来ず、、、ファクトリーレーサーが出走するレベルの高いレースでした。
完走には届かなかったもののしっかり追い込めました👍またファクトリーレーサー出走により、日本に居ては体感出来ないスピードでレースを走れた事で収穫のある遠征になりました!
お力添えして頂いた方々、本当にありがとうございました🙇

さて、本題の八幡浜のレースレポートへ。

使用機材

メインスポンサー

株式会社フカヤ

バイク
ROCKY MOUNTAIN ELEMENT CARBON

ジャージ
PEARL IZUMI ORDER WEAR

ヘルメット
SMITH NET WORK

サングラス
SMITH WILDCAT


シューズ
QUOC GRAN TOURER XC

↑どの製品もレースシーンからトレイルライドまで汎用性の高く、ライドには必須のものです。是非チェックしてみて下さい🙏🏻

レース前日

飛行機で羽田空港→松山空港へ移動。
まだ松山空港のみかんジュース🍊が出る蛇口、Orange BARを飲んだ事がないので😂来年は飲んでみたい。
会場には12時前に到着しライセンスコントロール、バイクチェックを入念に行い13時45分〜コースの試走を開始。
コース自体は以前に2度走った事があり、コースレイアウトは殆ど変わらない模様。
だが、コースの浮き砂や、コーステープの位置によっては多少の変化があり試走は入念に。
特に地中から浮かび上がった根っこが張り巡らされている、"ゴジラの背"は慎重にコースラインを読んで何度も反復練習を繰り返した。
このゴジラの背はパンクリスクが高く、ラインを外そうものならリム打ち。
そして失速。下り基調の区間なので失速により一度ストップしてしまうと、タイム差が付きやすいのでパンクリスクの低く、かつ最速ラインを探った。
その他は目立って難しい区間はないが、登りは急勾配でショートヒルクライムが何度も繰り返されるハードコース。
勾配がキツイのでどこも高出力で走らなければならず、体力の消耗も激しい。


↑📸加藤さん


またレース当日は猛暑が予想されていたのでタフなレースになる事が予想された。
区間ごとに納得がいくまでチェックを行い計5周ほどコースを走り当日に向けての準備は万端。
試走後はクールダウンを行って翌日に疲労を残さないように努めた。

レース当日

朝7時に目覚めて朝食を摂ってからホテルでゆっくり過ごし、10時にチェックアウト。
朝食はエネルギー切れを起こさないようにするため炭水化物を多めに摂った。
レース2時間前にはレース会場に到着。
早めに会場に着いたので女子カテゴリーのレース観戦とライバル選手と談笑😁


📸伊東さん ↑いつも笑いの止まらない談笑をしてます😁

レース1時間前から30分ほどアップを開始。
心拍を上げるため何度かダッシュを行いました。
レース前は数値に左右されたくないので、心拍数などは見ないでしっかり自分の体と相談しながら感覚も大切にアップを行っています。
しっかり体が動くようになったところで、クールダウンを行いました。

レーススタート



↑📸高野さん

スタートはエリートから2分後。
トルコで28ポイントと僅かながらUCIポイントを獲得したので4番グリッド。
13時32分、シグナルが青になったのと同時にスタート。
八幡浜のスタートはシングルトラックに入るまで舗装路が続き、シングルトラックに入るとポジションを上げるのは楽ではないので、2番手以内でシングルに入る作戦に。  
シングル前の舗装路でフィリピンの選手が飛び出したので追走。
あわよくば先頭を取ろうと思ったが、、いつもよりトルクが掛かる感じがしない。
持病の影響か気管が閉じていて必要な酸素量が身体に取り込めてないように感じた。
レース中なのでストップする訳には行かない。
まだレーススタートしたばかりなので、気のせいだと思った。
1周目、グラウンドに出る前の登りでトップの選手がミス。
上手く交わしてトップでグラウンドへ。
グラウンドの平坦区間で全く脚が動かず2名の選手にパスされたが、何とか無理して追走。
その後、桜坂での先頭2人のペースアップに置いていかれる展開に。
後ろには2名が追走していた事も相まってとにかくペースを落とさない事に注力した。「まだどこかでチャンスはある」、そう自分に言い聞かせた。

↑📸井上さん


2周目に入る頃には先頭パックは視界から消え、真後ろにピタリと選手が付いてくる。
ここで後ろの選手を前に出しても追走するかは分からない。
後ろは気にせず自分のペースを守りきり、先頭を追うことに集中した。
2周目、最初のシングルトラックに入った頃から頭痛が。
まだ体温は上がりきっている感じはない。
しっかりレース前にカーボも摂ったのでハンガーノックという事もありえない。
恐らく持病の影響で気管が開かず、酸欠状態になっているのだと思った。
頭がふらつき、レコードラインまで外すようになった。
一度落ち着いてオフィシャルフィードで受け取った水を頭から被った。
2周目後半区間で後ろの選手にパスされ順位を4位まで下げてしまった。
とにかく冷静になろう、そう思った。
しかし酸欠による頭痛は酷くなっていった。
周回数は覚えていないが、レース中盤あたりで嘔吐。
暑さが原因だったのか、酸欠なのか。

そとも両方なのか…


↑📸伊東さん

悪いところばかり見つけてもしょうがないので、自分らしく全力で攻め続けラスト2周へ。

ここでパンクによって後退していたエリート優勝候補の選手にパスされる。
ここで置いて行かれたらもう自分のペースアップは見込めないと思ったので、この周回で全てを出し切るつもりで着いていった。
いつもより身体は動かないが、以前の周回よりしっかりスピードは上がっている。
諦めずに3位の選手を追走し続ける。
走りのリズムも戻ってきた所でファイナルラップへ。

↑📸高野さん

さぁファイナルラップ。
もうここまで来たら順位なんて関係なく後悔のないよう追い込み切ろう、そんな想いを胸に走り続けた。
苦しい状況下ではあるが、応援して下さる皆さんの声援が自分を支え続けた。
無理なペースで走ってはいたが、何とかトップエリートの選手のスピードにもついていける。
判断力が鈍ったのかラストラップも幾度かミスが目立つ様になった。
しかし気にしている暇はなくとにかく前を追い続けた。
最後のダウンヒル区間を終えてゴール前のグラウンド区間へ。


↑📸伊東さん


このゴール前のグラウンド区間はコーナが連続する。
攻めても攻めなくてもそれほど差が付かない区間であったがコーナーの進入、立ち上がりを全力で攻め続けた。
きっとこの攻めも意味を成す日がいつか来る。
そう信じてゴール前も単独でスプリント。 


↑📸伊東さん

結果は4位。
パフォーマンス、リザルト共に自分の望んだ形ではなかったが、最後まで全力で戦い抜きました。
これだけは言い張れます。

次戦はCJ一里野大会となります。
まずは5月の連戦の疲れを取る事にします。
また今回パフォーマンスが出なかった原因をしっかり探りたいと思います。

大陸間の移動や過密なレーススケジュール、色々な要素が今回の結果を招いたのだと思います。
これも今回レース出てみなければ分からなかった事なので、レースは毎度勉強になります。

 
大変猛暑の中、応援して頂いた方々、写真を撮影して下さった方々、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました😊🙏🏻



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