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6年ぶりの里帰り~円安と物価と違和感~

こんにちは。リョーガです。
飛行機の中でせっせと書いております。
今回少しばかりお休みを頂き、2泊3日で往復8000キロ、第3の故郷スイスに弾丸旅をしてきました。
6年ぶりのスイス、思ったことをつらつらと書き記しておこうと思います。
ほぼ観光はしておりません…。観光情報を期待して読んでくださっている方、X(旧Twitter)のDMにメッセージ頂ければ分かる範囲で情報共有は可能です。お待ちしております。


旅のきっかけ


今回旅のきっかけとなったのは僕の最高月収が更新されたから。「そろそろ旅に行きてぇなあ」と考えていたら丁度のタイミングで高校時代の恩師がFacebookの1番上にいたので、近況報告がてら「スイス行こうかなと思ってるんですよね」と話した事でした。

そこから3分で日程が決まり、2週間後のスイス行きが確定しました。

6年ぶりのスイス、まあ本当に景色と空気のいいこと。

夕焼けとモンブラン
村までの高速鉄道、ローザンヌを過ぎるとこんな湖畔の城が。
ちなみに湖の対面はフランスの街、エビアンです。
聞いた事あるでしょ。あの水の街です。
登山列車の脇道を往く

スイス、どう?


皆さん大体の方が物価をイメージして聞いてくれるこの質問。
はい、もう吐き気を催すほど高いです。

持ってきた$100はCHF76にしかならず、1食平均でCHF35~40は飛びます。
というか通常サイズのメントスでCHF2(¥330)するってどういう事やねん。

スイカ1切れ¥380。

追記)助けて!!青椒肉絲だけで32フラン飛んだ!¥5300の激辛青椒肉絲ってなんやねん!!ピーマンの代わりに全部唐辛子だったし!!

母校で感じた違和感

はい、おふざけで書くのはこれくらいにしまして。
主目的だった母校訪問時に、今住んでいるジョージアでの生活や、自分の仕事について時間を頂き、お話をさせてもらいました。

「普通の社会人」とは違う卒業生を、しかもロシアの隣の国に住んでいる最終学歴高卒の人にたくさんの興味をもってくれたのではないかと思います。90分間の頂いた時間とは別に1時間、合計2時間半お話をさせてもらいました。

その中で僕が抱いた違和感、これについて少し深掘って話をさせてください。

今の高校生は中学生の頃に新型コロナウイルスの影響をモロに受けた世代です。思春期真っ盛り、心身ともに大きく成長をする期間に人との交流を制限された事が影響しているのか、僕が高校に居た頃よりもさらに控えめ、静かになっているのでは?と思ってしまいました。
在籍生徒数が当時の半分近くに減少している事ももちろん影響しているかと思いますが、「コロナが心理的成長を阻害したのでは」という観点に関しては話をした教員と考えが一致していました。
(おそらく、僕の話に対して食いつきが凄かったのも「珍しい人」を見る機会が最近まで無かったからなのでは?)

近年では18歳以下の青年のみでの旅行制限が厳しくなっているそうで、僕が春休みや夏休みに気軽に行けていたスペインやフランスなどの欧州への小旅行すら制限されているようです。
(これは主に移民政策による人口増加や治安変化が影響しているそう。教員同伴のスクールトリップとしてヨルダンには行ったらしいです。羨ましい。)

スイスに居ながらも気軽に近隣の国へも旅行に行けない。パンデミックや移民政策によってこの学校のひとつの良さが潰されてしまっているのは歯がゆい物がありました。

僕は高校2年の頃にスペインのブニョールで開催されるトマト投げ祭りで世界一周をする日本人の集団に出会い、そこから人生観がガラッと変わりました。そのような経験を出来ない、させてあげられないというのは卒業生としてなにか悔しい気持ちになりました。勿論、高校側は生徒を守る立場。難しい判断が求められているのも分かります。

そこでふと考えたのが、もし、日本でも今の学生が同じような状況になっているとしたら。
世界で色々と仕事をしながら旅をしている僕たちが「1つの道」として話を共有するのはアリなのでは?という事。

余計なお世話かもしれないけど、会社員や国内でのフリーランスとは別の、新しい「ノマドワーカー」という、日本ではまだまだ少ない働き方を増やしていくには若い世代が集まる学校でワクワクさせる話をする事が効率的かつ効果がありそうだなと思ったんですよね。

そのあたりも僕にできることがないか、少しもがいて模索してみようと思います。


これはジョージアに是非輸入して欲しい乾麺ランキング1位。ガチで美味いです。(スイスだと約¥290で購入可能。スイカより安い。)あと粉末ソースタイプよりもダマにならず、美味しく作りやすい液体ソース付属なのもいい。

というわけで、まとまりのない文章でしたが今回も読んで頂きありがとうございました。またスイスには遠くない未来にまた訪れたいと思います。

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