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ヴェネチアに置いていかれたので、財布を買った話

割引あり

イタリア旅行最終日。朝6時のプラハ行きの便に乗るために2時半に起床、シャワーを浴びて荷物をまとめてバス乗り場まで30分ほど雨の中をウォーキング。路地に迷いながらリオレイア狩るの楽しかったな。

息が白くなる中到着したローマ広場には、4:20発の始発・テッセラ空港行きのバスが来るはずだった。まず機材トラブルでバスの到着が遅れた。
いや、到着が遅れるのは仕方ない。10分なんか誤差。ジョージアはピーク時毎日遅れるし、日本でも母校の大分県別府市にある某亀のなんちゃらバスなんかは1時間の遅延とかザラだし。(時刻表の30分前に並んでいたのに来ず、結果60分遅延&大学到着まで30分経過の1コマ全滅なのに救済なしとかあった。タクシー?片道4200円です)

次。「カードが読み込めないんだ!!!」
なんか券売機が壊れていたとかなんとかで、ローマ広場の券売機でクレジットカードでチケットを購入した人が漏れなく購入出来ていなかったそう。自分は前日にオンラインサイトで購入していたので問題なかったが、自分の前に並んでいた可愛めの外国人(北欧系っぽかったけど…どこだったんだろ)がカードで10€送金するから現金貸してくれないか!と必死になっていた。
いや、自分ももそのカード購入者のゴネ列の後ろにいたからめちゃくちゃ焦ってるんすよ。この時点で5:00回りそうだったので。

持っていた10€をあそこでスっと貸せていたら今頃嵐の名曲、「Love so sweet」のイントロ終盤、Aメロ手前のドラムの「ズッダダダン×2」あたりが流れているんじゃなかろうか。大野くんと松潤が歌い出す直前だよもう。いや、きっと歌い出してたわ。素直に悔しい。

そして極めつけ「単に渋滞」
普通10分もあれば到着する道が倍かかった。この時点で5:30。フライトは6:00。ゲートが閉まるのはもう少し早い。
ここからは必死だった。バスから降りるや否や、ランニングで痛めていた膝をまたいじめ倒して全力疾走。
「Scusa, ho fretta.<わり、急いでるんだ>」なんて言っちゃってさ。なんか急にイタリア語出てきた。あれ?わし、トリリンガルだったっけ?
手荷物検査を経て、ゲートへ。なんとか間に合ったっぽい。皆航空券かざしてるし。バスで乗るスタイルやね、バス待ちしてる人もいる。

そして目の前になった時に

「Gate is already closed」


は?

「Gate is already closed. I already sent a customer information」


はい???

ここでゲートが閉められた事に対してごねても意味が無いと察したので、直ぐに路線変更。

「okay, but it's not my fault. I took bus from Venice and it's late. and that's first bus today」

「Gate is already closed. I already sent a customer information」(2回目)

「How do I get refunds? That's not my fault」

そう、これは自分の責任では無い。本来なら4:20発、4:30着。1時間半も余裕を持って空港につけるはずだった。ならばチケットを返金してもらった上で、なんとかプラハにたどり着きたい所だ。
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