201ボイス収録編:スタジオ収録までの流れを公開【美しょゲを作ろう】
200回記念のPV発表を終えて、ちょっと今月は作業多めに頑張ろうかなと思い始めました恒石涼平です。
本日からは「ボイス収録編」ということで、少し前に行ったスタジオ収録・オンライン立ち会いについて流れを解説していきます。やり取りとかも出せる範囲で出してくよ!
《声優決定からの流れ》
上記の記事辺りから声優さんの募集を始めて、シナリオを執筆して、それを台本にして……と作業をしてきました。
収録うんぬんを進める前の段階としては「声優さんが決まっている」「シナリオ・台本の作業が完了している」という感じ。今日はそこからの話を進めていこう。
まず全体の流れを軽く説明すると……
こんな感じで進めていきました。では早速①から解説していこー!
《①声優さんと収録について連絡》
今作での登場人物はヒロイン1人のみなので、連絡は比較的楽ちんです。とはいえ仕事のやり取りは色々考える必要があるから大変だけどねぇ……
でもヒロインを担当してくださるみたかりんさんはチャットもフレンドリーでとってもやり取りしやすかったです。ありがたや!
では「収録についての連絡」の中身を解説していくんだけども、今回は以下の3点に関してやり取りさせていただきました。
大まかなスケジュールの確認
サンプルボイスでキャラクターの雰囲気決め
スタジオの相談
◆大まかなスケジュールの確認
まずは「この辺りで収録を行いたい」という内容のメッセージをお送りしました。実際の内容がこちら。
はい、1個前のメッセージから1ヶ月経ってます。丁度note記事の方でも「シナリオ執筆」が完了した辺りなので、必要素材が揃ってから連絡した形ですね。
なお、スケジュール確認の連絡をする時には『相手方に空いてるスケジュールを聞く』という手もあるんだけど、最初から提示することでやり取りの回数を減らせる可能性があるのでこっちにしました。
このメッセージの返答を簡単にまとめると「テーマ曲良い!」「6~7月頃で大丈夫」「歌チェック用の音源とボイスサンプル用の台本をお願いします」といった内容でした。
もちろんどれも丁寧に元気な雰囲気で送っていただけてるので精神的な負担はなし。コミュニケーションが取りやすいってほんと大事。
それにみたかりんさんの方でも次の流れを提示していただけてるので、それをなぞっていく形で進められるのもありがたい。なおこれに対する自分の返答は……
と、こちらも元気にメッセージを送らせていただきました。これくらい若干砕けたやり取りが一番楽なのだ。
これで大まかなスケジュールに関しては確認完了。次に声の雰囲気を決めるためのサンプルボイス台本をお送りすることになるんだけど……はい、やらかしました。
◆サンプルボイスでキャラクターの雰囲気決め
はい、数日中にと言っておきながら軽く20日以上経過してます。自分で言ったことはちゃんと守りなよ……
ともあれ落ち込んでばかりじゃいられないので、とにかく謝罪しつつサンプルボイス台本を送付。
……しかしこの男、厚顔無恥なのか当初の予定になかった要素をぶち込んでいます。この後快諾していただけたから良かったものの、ホント反省しろ?
予定より内容が増えたり、変更点ができたりするのは現場でもあることなんだけど、出来ればやらない方がいいのは自明の理ですよね。でも進めていく内に分かることや「こうした方がいいな」と感じることが多いのもまた事実なので、この辺りは難しいポイントだ。
とにかく後出しは出来ればやらないようにしましょう。これは悪い例だぞ。
でも妥協もしないようにしましょう。互いに気持ちよく仕事が出来るように、やるならしっかりと相談・交渉を。
上記のメッセージの返答は「台本の台詞数の認識共有」「サンプル期日の問い合わせ」の2点をいただきました。
前者はサンプル収録に際して抜けや間違いがないかの確認、後者は再びスケジュール管理。細かくスケジュール感を聞いてくださるのは依頼する側からしても安心なので、非常に助かります。
ここから数回やり取りをして、5月上旬にボイスサンプルをいただきました。声がイメージ通りすぎて何も調整することがなかったので、この点はスムーズに進みもうした。
なおサンプルいただいて限界化した自分のメッセージがこちら。
喜びが溢れてるね。嬉しそうで何よりだ。
◆スタジオの相談
そこからテーマ曲に関するやり取りをいくつかして(この辺りは後日ボーカル収録の話でやります)、5月中旬にスタジオ探しを始めました。
とはいってもバンドのスタジオ予約程度しかしたことがないので、色々調べつつTwitterでも聞いてみたり。そうしてるとみたかりんさんの方からメッセージが来て、「同人作品で収録したことのあるスタジオ」をいくつか教えていただきました。
ありがたい。ありがたいしか言ってねえなこいつ。
そうしてみたかりんさんに教えていただいたり、Twitterにて他の声優さんに紹介していただいた「ねこの手スタジオ」さんに連絡を取ることにしました。
《今日はここまで!》
といったやり取りで、声の雰囲気決めやスタジオ決定などを行いました。個人的に相手からのメッセージを開くのがすっごく苦手で、ネガティブな内容だったどうしようとか思っちゃうので連絡がしやすい方は本当に感謝してます。
自分も見習って、相手にとってやり取りがしやすいメッセージを探りながら連絡するように心掛けてたりしてます。適度に相手を思いやる、平和な世界になればいいな!
さて、次回はスタジオとのやり取りから解説していきます。これから作品を作ってみたいと思ってる人の参考にもなるように頑張ってこう!
ではまた次回お会いしましょう。
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