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猫又山山スキー

5/4土曜日。猫又山に行ってきた。
3,4月は引越やら、家のことで山には行けなかったが、ランニング月100kmを続けていたおかげで遅いなりにもなんとかやりきることができた。

序盤はながーーい林道をひたすらチャリを手押しして進む(チャリをこぐ体力はない)。出発から1時間弱で片貝南又発電所に到着するとふつーに車が駐車してあった。洞杉群がこのあたりにあるようなのでまた次の機会にでも来てみよう。

MTB山スキースタイル

MTBは帰りのことを考えてできるだけ上まで持っていこうと考えていたので荒廃した林道を940mまで粘ったが大きな雪渓に覆われた箇所が現れ、ここでチャリはデポしシートラに切り替え。チャリを上げるのは標高点902の林道二俣まででいいと思う。

最終堰堤を越えて30分ほどゴーロ帯を歩いて1,150m地点からシールハイク開始。出合いで釜谷を覗くもごうごうと雪解け水が流れていた。ここをスキー滑走して抜けるのは無理そうだ。

猫又谷全容が見えてきた。先は長い

1,750mまで詰め上げ、大倉山の稜線の越しに海が見えはじめるあたりでアイゼンシートラに切り替える。軽いはずの春板が肩にずっしりきてペースが上がらない。途中後続の人に追い抜かれつつなんとか正午前に稜線に到着。(後続の人はスキーはいたまま山頂まで行ってた。すごい)。

標高を上げると日本海が見える

目の前には剱がそびえ立つ素晴らしい景色。2,000超なので麓から見る剱とはサイズ感が全然違う。早月尾根、小窓尾根、剱尾根全部が見える。大熊山や大辻山、剱周辺の山は多く登ってきたが、ここが一番展望がいいスポットかもしれない。

剱岳全容

スキーを担ぎあげる元気がなかったので稜線の猫又谷下降点にデポして山頂へ。一時間ほど歩いたら到着。赤谷山・ブナクラに続く稜線や後立山の景色が素晴らしい。体力、時間ともにないのでできないが中谷を黒部川に滑走するのも楽しそうだ。

山頂到着
赤谷山に続く稜線と後立山連邦

時間もそこそこに稜線に戻り、景色を再度堪能し滑走開始。猫又谷の中はデブリの痕跡はいくつもあったが雨風によって整地されており石も少なく、昇温で雪はデロデロだったが快適な滑走ができた。登りで足が死んだので4、5回くらいターンするだで息があがってしまう、、コルから20分間足らずで滑走終了点まで戻ってきた。登りは3時間半もかかったのにあっという間である。

あとはスキー担いで帰るのみ。MTBに乗ってからは坂道を自動運転でスイスイ。途中800m付近、坂様谷付近の林道でコシアブラの木を発見し大量収穫して帰りました。道草食ってたのでMTBデポ地点から1時間くらい要したが、ノンストップなら15分ほどで帰れたと思う。

〇行程
4:50 駐車場出発(450m)
5:50 南又発電所到着(720m)
6:35 MTBデポ(940m)
7:15 最終堰堤(1,060m)
8:00 シールハイク開始(1,150m)
11:25 猫又山稜線到着(2,185m)
12:25 猫又山山頂到着(2,378m)
13:20 コルから滑走開始
13:40 滑走終着点到着
14:40 MTBデポ地点到着
15:35 駐車場到着
合計所要時間10:45

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