マガジンのカバー画像

また読みたいnote

58
運営しているクリエイター

2018年10月の記事一覧

企画とは社会への「問い」だと思う

僕は、編集者は「問い」を立てる仕事なのだと思っている。 「問い」がなければ、「答え」が出るはずがない。「企画」と言われるものは、たぶん実は社会に向けた「問い」なんだと、最近つくづく感じている。 たとえば新書をはじめ、本では問いかける形式のタイトルをよく見かける。それはまさに問いが企画になっているものだし、本に限らず、あらゆるコンテンツの企画の根源には何らかの問いがある。 単に問うことだけを考えると、そのプロフェッショナルとも言えるのが子どもだ。子どもは、あらゆることに疑