閉窯直前のウィーン窯のカップについて
閉窯直前のウィーン窯のとても斬新で個性的なカップについて、考察をまとめました。
型はヨハン・ポイセルによる意匠です。たっぷりとしたサイズで迫力があります。中でもハンドルは非常に個性的ですね。
ウィーンの応用美術館に収蔵されているヨハン・ポイセルのスケッチ(1858年)です。
スケッチの画像は、オーストリア応用美術館のサイトからお借りしています。https://sammlung.mak.at/en/collection_online?id=collect-222002
ここからはこのカップの製作年。ペインター、ターナー(轆轤師)を特定していきます。
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