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中小企業は価値創出に取り組むことが重要「2023年度版の中小企業白書」より

ども、スマレジの新垣です。
スマレジは、高機能かつアプリで自由に機能を拡張できるクラウドPOSレジです。

今回は、2023年版の中小企業白書の内容の気になった箇所をピックアップして、意見や考えを書いてみたいと思います。


2023年版 中小企業白書(概要)

2023年版の中小企業白書は、中小企業の経済状況や課題、成長に向けた取組みなどについて分析しています。2022年は新型コロナウイルス感染症の拡大により、中小企業は売上高や利益が減少し、倒産や休廃業が増加するなど厳しい状況でした。しかし、感染症の影響が減ったことで、業況や業績は回復傾向にあります。雇用情勢も上昇しており、失業者の数は減っています。ただし、人材不足や物価高騰などの課題も依然として存在します。

価値創出に取り組むことが重要

  • 中小企業は、激変する経済環境に対応するために、価値創出に取り組むことが重要

  • 価値創出とは、競合他社との差別化を図ることで、顧客や社会から高い評価を得ること

  • 価値創出を実現するためには、市場や顧客のニーズを把握し、戦略を構想・実行することが必要

  • 価値創出は一度ではなく、継続的に行うことが求められる

いつの時代も、企業にとって価値創出の重要性は変わらないと思います。世の中に価値を提供し続けることができる企業だけが生き残っていくのだろうと思います。

コロナ禍で増えたゼロゼロ融資の返済により、中小企業の倒産が増えているというニュースをよく見かけます。借り入れは利益の前借です。ゼロゼロ融資は、コロナ禍で非常に厳しい時期に企業の命を救ったのは事実です。ですが、返済は利益から行う必要があり、措置期間が終わったことで、返済に苦しむ企業が増えてきているようです。

返済は利益から行う必要があります。だから借り入れは利益の前借なんですね。利益から返済できないということは、利益を出せていないということ。利益を出せていないということは、世に価値を提供できていないということなのかもしれません。どう価値を創り出して利益を残していくかがゴーイングコンサーン(企業継続の前提)の大前提ですね。

いつの時代も、中小企業にとって価値創出は課題であり続けます。商品だけではなく、サービスや接客、お客様の体験や利用のしやすさなど、あらゆることを組み合わせて価値を創り出すことですね。その点から考えると、現代は「組み合わせることができること」が多用になってきていると感じます。そう、デジタルやITを活用して生み出す価値の組み合わせです。

実施の核となるのが経営者

  • 価値創出に向けた戦略と実施の核となるのが経営者

  • 経営者は、自らデジタル化を推進したり、外部プレーヤーに社長になってもらったりすることで、戦略を実行できる

  • 外部の経営者と交流することで、成長意欲を高めることもできる

スマレジでは、アキナイラボという店舗経営者のコミュニティーがあります。ぜひ、ご参加ください。

  • 他の店舗はどうやって価値を創り出しているのか

  • 他の店は、なぜ選ばれているのか

  • 同じような悩みや課題を、どう乗り越えたのか

これらを知ることができるのが、アキナイラボの良いところだと思っています。

戦略を実現するには、人材や資金が必要

  • 戦略を実現するためには、人材や資金が必要

  • 人材を確保するためには、人材戦略の策定が欠かせなし

  • 人材戦略は人手不足の解消や売上高の増加につながる

  • 求める人材を明確にし、職場環境や福利厚生を改善し、シニア人材や外国人材なども活用する

  • 業務効率化や生産性向上のためにもIT設備の導入なども行う

スマレジでは、中小企業の皆さんのデジタル化や店舗DXの挑戦を応援、支援しており、2023年度もIT導入補助金を活用できるように体制を整えております。ぜひ、デジタル活用やIT活用に挑戦したい方、データ経営に挑戦したいかた多くの方にご活用いただきたい施策です。

そして、IT活用やデジタル化による業務効率化は、人材不足に伴う問題の解決策にもなります。あるいは、今いる人材でより満足度の高い接客を構築するのに、IT活用が力を発揮するはずです。ぜひ、自社のありたい姿を思い描き、経営者が実施の核となりIT導入を進めてほしいと思います。

ではまた。



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