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あなたは食事でできている:サラリーマンが幸せになる方法 その12

これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。

サラリーマンの well-being な食事ってなんでしょう?
飲んだ後のラーメンは幸せですが背徳の喜びですよね。それってwell-being なのかな?

幸せな食ってなんだろう?

この記事は、栄養学的な正解やベジタリアンやヴィーガン、マクロビなどの話ではありません。私自身ジャンクフード大好きですし、肉汁の滴るステーキは大好物です。

ただ現代人の病気の最大の要因は私たちが口にするものだと言います。食事の仕方でせっかくの健康な体が病気になってしまっては、幸せから遠ざかってしまいますよね。

では幸せになる食ってなんだろう?

人生の節目

私はお酒と飲料に関わる仕事をしています。
世の中を大きく変革させたり、人類の発展に貢献したり、といった仕事ではありません。しかしお酒や飲料は、喜びを分かち合ったり、出会いや別れ、冠婚葬祭など、人生の節目でそっと寄り添い彩りを与えてくれる存在です。

私はこの考え方が大好きなのですが、これは幸せと関連深そうです。

お酒は時には悪者とされます。
お酒にネガティブな感情を持っている方も多いでしょう。

しかし悪いのはお酒ではないと思うのです。
お酒と上手に付き合い、誰にも迷惑をかけずお酒を幸せに楽しんでいる方も沢山いらっしゃいます。少量のアルコールは健康にいいとすら言われています。

加糖のジュースも同じです。
虫歯や肥満などの原因として嫌う人もいますが、ジュースを飲む子どもたちの笑顔を見ると不幸せとは思えません

コントロールできているかどうか、がカギだと私は思うのです。

コンビニ・冷凍・惣菜

よく手作り信奉者から、コンビニ弁当や冷凍食品、総菜などを否定する声が聞かれます。私自身は便利にじゃんじゃん使えばいい派で、むしろ下手な外食よりよほど栄養バランスも食の安全も担保されていると考えています。(むろん上手な外食はその例に非ず)

ただ例えば、毎日コンビニのスタミナ弁当や冷凍コロッケだったらどうでしょう。

単品では問題がなくても、それを選択する側の偏りにより悪役にされている気がします。

またプラスチックのトレーそのままでなく、お皿に盛りつけたり、彩りを考えて配膳するように私はしています。するともっと食事が楽しくなるんです。さらに花などを添えたら立派に幸せな食卓だなあと思うのです。

楽しくない食事

ダイエッターの方々は「何を食べないか」については敏感だと思います。リンゴダイエット、バナナダイエット、ファスティング、ローカーボダイエットなど、食べるものを制限することによって、体に悪い(この場合太るもの)を排除する方法がメジャーです。私も現在、ローカーボダイエットの真っ最中。

ただ、こうした食事制限によるダイエッターの40%が1年以内に止めてしまい、そのほとんどが数年単位でみると元にリバウンドしているそうです。
なぜでしょう?

答えは楽しくないから

自分自身や家族、親しい人など年に何度もあるお祝いの席には、食事制限とは逆方向のメニューが付きものです。高糖質・高脂質・高炭水化物。これを断り続ける精神力は、普通の人には持ち合わせていないのでしょう。

すごくわかります。
欲望に負けるのではなく、食卓を囲む相手の残念な顔を見てられないからなんだと思うのです。

楽しい食事

楽しい気持ちで食事をすると、副交感神経が優位になることで消化がよくなり、栄養の吸収率もあがるそうです。逆に暗い気持ちではストレスから、真逆の影響が出ることが分かっているます。

農林水産省の調査報告では、複数の人で会話をしながら食事をすると心の健康に良い効果があるそうです。個食はメニューが偏りがちで早食いになる傾向があります。だから複数の人と多彩なメニューを分け合い会話を楽しみながらならゆっくり食べることで、偏りをなくし消化吸収を良くする効果があるそうです。

それに楽しく笑顔で食べた方が美味しいですよね。

一人暮らしの人も今はチャンスだと思うのです。web飲み会が浸透した今なら、気軽に自宅で誰かと楽しく美味しく食事ができますよね。

あなたは何でできている?

人の体は全て口にしたものだけでできています
(点滴などの例外はありますが)

だから毎日ラーメンやスイーツばかり食べている人の体は、誇張じゃなくラーメンやスイーツでできているのです。

何を学ぶか、どんな情報に触れるか、は気にしても、それを取り扱う脳の材料が背脂チャッチャとジャンクミートじゃないでしょうか?(脳は7割脂・3割タンパク質)PCやツールのスペックは気にするのに、体の原材料に無頓着ではないでしょうか?

分子レベルで消化吸収され再構成されるから関係ない?
私はそうは思いません。
せっかく食べるなら「あなたを作る材料」に気を付けた方が、5年、10年というスパンでは大きな違いがでると実感しています。

たまのご褒美にジャンクな食事はいいと思います。
むしろ息抜きした方がいい。
でも中毒のように欲していないか?5年後のありたい自分はそれを食べ続けた先にあるか?と問いかけるように私はしています。

つまり

お酒も、食事も、適度にコントロールしながら楽しく美味しくいただく。
これが「幸せな食事」の私の結論です。

食に気を付けるようになると、偏りや摂り過ぎが本能的に気になるようになります。もしこの感覚がなくなっていたら要注意。

前の嫌な気持ちがなく、むしろもっと食べたい!

これはホルモンに支配された状態。
感覚を取り戻すための赤信号です。自分のリセット食を決めておくと便利ですよ。私は、豆腐・納豆・コンニャク・野菜を満腹になるまで食べてリセットするようにしています。満腹になれば大体の欲からは解放されますよ。



出来れば誰かと一緒に、いつまでも楽しく美味しい食事で well-being な人生を歩みませんか?

なにより美味しいって幸せですよね。

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