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働き方宣言!?をして、自分の働き方を自己申告する

つむぎという会社は、そもそもが「持続的成長」にフォーカスし、「人の成長」をとても大切にしています。

それはクライアントへの提供価値という観点はもちろん、社内においても同じです。
そのために、私自身もラーニングゾーンをかなり意識しながら、メンバーに新しい仕事や体験を提供することを意識しています。

※成長のフレームワーク
コンフォートゾーン・・・慣れ親しんでいる、心地よい状態
ラーニングゾーン・・・未知の領域、少し負荷がかかっている状態
パニックゾーン・・・ストレス過多で、何も考えられない状態

また自分の資質も相まって、どんどん新しいことを始めがちなのですが、そこであるとき問題が起きました。

メンバーから「前田さんは、全然私たちのことを考えてくれていない!」という声が耳に届きます。

人を大切にしたい、そういう会社を創りたいと思って自分で会社を始めた人間です。私自身が「大切にしない」わけはない、、と思っていたのですが、どうやらそうは届いていなかった・・・。

しかし、発生してしまったことはもう取り返せない。ここにもしっかりと向き合わないといけません。そして考えました。なぜ、こんなことが起きてしまったのか?

一つは私の業務の把握が甘かった。実際にどんな動きをしているのかまで見れていなかったという、完全な落ち度がありました。

そしてもう一つ。これはつむぎならではの課題でもあるものでした。
それは大前提となっているパートナー契約というメンバーが中心の組織だからこそのものです。

パートナーメンバーは100%の時間をつむぎという会社のために使っているわけではありません。それ以外の時間や自分の時間があり、全体でバランスを取っているわけです。

みんな目の前に仕事があり、チャレンジや成長の機会につながるものには積極的に取り組んでくれます。

そうやって積み重なったチャレンジが、いつの間にかにバランスを崩し、気づいたらパニックゾーンにいた、ということが起こっていたのだと。

ただ、全員がどんな仕事をしているのか、すべてを把握するのは現実的ではない。

その結果生まれた制度が「働き方宣言」でした。

これは毎月、つむぎという会社での働き方を自分自身で宣言するというもの。チャレンジ度合いと、マインドシェアの両軸で自分自身のポジションを自己申告します。

例えば、
・今月は、めちゃくちゃつむぎの仕事したいです!しかも新しいことにもどんどんチャレンジしたい!

という人もいれば、
・つむぎの仕事は積極的にしたいですが、あまりチャレンジはできないかもしれません。

という人もいる。中には、
・ちょっと今月は関わり方を抑えさせてください。

という人もいます。別件で大きな仕事が入ったとか、なんなら旅に出たいとか、そういう話でもオッケー。

これがわかっておくと、新しい仕事とかが発生したときに、誰に声をかけようかというのがわかりやすくなります。

そして自分の仕事の仕方は自分で決める。

という力も身に付きますし、やってみてとても良かったなと思います。

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