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プラモデル製作記

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プラモデル製作記の自分の記事まとめです。
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#スケールモデル

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 F-100D スーパーセイバー

はじめにハセガワの「1/72 F-100D スーパーセイバー」を作りました。型番は「D008」です。 中古で見かけての購入です。最近は再販の機会も減っているので、なかなか入手しづらくなっていますね。 以前製作した「F-4J ファントムII」と同じ時期のイラストとなりますが、JSから始まる型番の書かれていない、後に出たもののようです。帯の色と番号が変更になっています。 こちらの方が数年後のものとなるので、デカールの劣化が少しでも進んでいないことを期待できるかと思います。 (

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 富士 T-1A/B

はじめにハセガワの「1/72 富士 T-1A/B」を作りました。型番は「51802」です。 パッケージのデザインが現在の白基調のものに変わる前の、全面に箱絵がデザインされていた頃のもので、「QPシリーズ」として自衛隊機がラインナップされていたと記憶しています。(こちらのT-1は「QP2」です。) 現在は定番品ではありませんが、たまにスペシャルマーキングの限定デカールで再販されることがあります。 現在は後発のプラッツからスペシャルマーキング含む各種T-1が発売されています。

プラモデル製作記 グンゼ・エアフィックス 1/72 ダッソー ミラージュIIIC

はじめにグンゼ・エアフィックスの「1/72 ダッソー ミラージュIIIC」を作りました。型番は「X-208」です。 以前製作した「ダッソー スーパーミステールB.2」と同じく、イギリスの「エアフィックス」がグンゼ産業と提携していた時代の、古いキットです。 箱のサイズもかなり小ぶりで、日本語のパッケージとなっています。 「ミラージュIII」についてフランスのダッソー社によって開発された戦闘機で、上のパッケージイラストにあるように「デルタ翼」と呼ばれる三角形の主翼を持つ飛行

プラモデル製作記 レベル 1/72 F-89D(/J) スコーピオン

はじめにレベルの「1/72 F-89D スコーピオン」を作りました。型番は「4455」です。 箱だけの写真ではわかりにくいですが、実機が大柄なこともあり、かなり大きな箱です。 リサイクルショップを眺めていたら、これまで作ったことのない飛行機を見かけ、手に取ったものです。 タイトルを「F-89D(/J)」としましたが、キットの箱絵と商品名から、当初「F-89Dのみ」作れるものだと思い、後期型のJタイプに独力で改造してジニーロケットを搭載しようかと思っていました。 しかし中を

プラモデル製作記 フジミ 1/72 グラマン E-2C ホークアイ

はじめに フジミの「1/72 グラマン E-2C ホークアイ」を作りました。型番は「7A15-800」です。 価格変更やパッケージ替えが何度か行われているようで、このパッケージのものはひとつ前の「E-2A ホークアイ」として販売されていたものから新規パーツを追加し、デカール変更がされたそうです。 箱を見てわかる通りかなり昔のもので、リサイクルショップでも破格のお値段だったため購入に至ったわけですが、今から新しく作るのであれば同じフジミでも新しいパッケージのものが出ています

プラモデル製作記 マッチボックス 1/72 ダッソー ミステール IVA

はじめにマッチボックスの「1/72 ダッソー ミステール IVA」を作りました。 型番は「PK-47」です。 以前、マッチボックス製の「アエリタリア G-91Y」を製作した記事を書きましたが、今回のキットも同じ時に確保したもので、保管状況や箱の劣化等からおそらく同じオーナーが手放したものかと思います。 「ダッソー ミステール IVA」について「ダッソー ミステール IVA」について、よく知らない方も多いのではないかと思います。 ものすごく雑な説明をすると「フランス版F-

プラモデル製作記 イタレリ 1/72 AH-64D アパッチ ロングボウ

イタレリの「1/72 AH-64D アパッチ ロングボウ」を作りました。型番は「No 080」です。 普段あまりヘリコプターは作らないのですが、中古で見かけ、思っていたよりも安かったため購入しました。 (箱に元々の価格シールが残っていますが、それよりも安かったのです) 「AH-64」は、マクドネル・ダグラス(現ボーイング)にて開発されたヘリコプターで、頭に「A」が付くように「攻撃ヘリコプター」に分類されます。 機首のターレットにM230 30mmチェーンガンを固定装備し、

プラモデル製作記 エレール 1/72 バンパイア FB.5

エレールの「1/72 バンパイア FB.5」を作りました。型番は「№283」です。 いわゆる「エレールの黒箱」と呼ばれるもので、中古で入手したものです。 「エレール(Heller)」とはフランスの模型メーカーで、英語的にはヘラーとなりそうですが、フランス語の発音上「エレール」と表記されます。 さすがフランスメーカーだけあって自国の航空機模型が多くラインナップされており、日本のメーカーがあまり製品化しないような航空機ばかり。 会社の変遷もあり、何度かパッケージが変更になってい

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 ハリアー GR Mk.3

ハセガワの「1/72 ハリアー GR Mk.3」を作りました。型番は「00236」です。 少し前の再販分ですが、新品で購入して積んでいたものです。 「ハリアー」と聞けば、飛行機好きなら車ではなくこちらがすぐ思い浮かぶくらいには有名かと思います。 イギリスで開発された、初めて実用化されたVTOL(垂直離着陸)機で、ジェット機ながらエンジンノズルを偏向することでヘリコプターのように垂直に離着陸できることが特徴です。 (実際には垂直離陸可能なペイロードに制限があるため、短距離離陸

プラモデル製作記 アリイ 1/72 一式戦隼一型甲

アリイの「1/72 一式戦隼一型甲」を作りました。型番は「53001」でしょうか。 最近はジェット機ばかり作っていたので、前回に引き続きプロペラ機を。 棚から比較的簡単に作れそうな第二次大戦機ということで旧陸軍の隼を選びました。 このキットは古くは「エルエス」というメーカーから出ていた「1/75のキット」で、エルロンやエレベータ、ラダー等が可動するなかなか凝ったキットです。 「エルエス」から「アリイ」そして「マイクロエース」へとパッケージが変わりながら、ありがたいことに現在

プラモデル製作記 ホビーボス 1/72 T-6G "Texan"

ホビーボスの「1/72 T-6G "Texan"」を作りました。型番は「80233」です。 最近ジェット機ばかりだったので、たまにはとプロペラ機に手を出しました。 「T-6 テキサン」は、第二次大戦中から各国で使用されたレシプロの練習機です。 第二次大戦後には米軍から供与された機体が自衛隊で使用されていたため、日本国内の各地で今でも展示されている機体を見ることができます。 また「ゼロ戦風」に改造された機体が映画で活躍したり、その製造数の多さから今でも飛行可能な機体が国外には

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 マクダネル・ダグラス F-4J ファントムII

ハセガワの「1/72 マクダネル・ダグラス F-4J ファントムII」を作りました。型番は「JS-021」です。 「F-4 ファントムII」は元はアメリカ海軍向けに開発された「艦上戦闘機」ですが、アメリカ海軍・海兵隊にとどまらずアメリカ空軍でも採用され、また日本をはじめとした西側各国でも数多く運用された「傑作戦闘機」として知られています。 製造時期の違いや運用国の違いなどで様々な「サブタイプ」が存在し、特に日本では航空自衛隊で使用された「F-4EJ」や「RF-4E」、あるい

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 グラマン X-29

ハセガワの「1/72 グラマン X-29」を作りました。型番は「00243」です。 今回のキットは、しっかりと新品キットを作ろうと思い、家電量販店を眺めていたら「そういえば作例はよく見るけど、ちゃんと作ったことはないな」と手に取ったものです。 「X-29」は、アメリカのグラマンによって製造された「前進翼の実験機」です。 多くの飛行機は「後退翼の主翼と尾翼」を持ちますが、X-29では高機動性を求めて「前進翼+カナード翼」という組み合わせとなっているのが大きな特徴です。 その

プラモデル製作記 ハセガワ 1/72 サーブ AJ37 ビゲン

ハセガワの「1/72 サーブ AJ37 ビゲン」を作りました。型番は「JS-026」です。 今回のキットは、たまたまリサイクルショップのプラモデル棚を眺めていたら、なかなか見ないハセガワのビゲンの古めの箱を見かけて購入したものです。 調べてみると、どうもこのキットが世に出たのは1970年代、箱の「スエーデン」の表記が古さを感じさせます。 (なお、この世代のマニュアルはパーツごとの名称まで細かく載っており、どのパーツが実際にはどういう用途なのかすぐ分かるため個人的に好感を持