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良い指揮命令者の見極め方 #1122

お元気ですかー?
今日は「良い指揮命令者の見極め方」というテーマでお話しします。人材派遣で働くとき、指揮命令者がどのような方なのかが非常に重要です。
今回は、派遣で働く方向けに、良い指揮命令者とそうでない指揮命令者の見極め方について、具体例を交えながら解説します。

指揮命令者の見極め方

人材派遣において、派遣先の指揮命令者がどのような人物かを見極めることは、派遣社員としての働きやすさや成長に大きく影響します。しかし、最初の印象だけで判断し、本当は良い指揮命令者なのに誤解してしまうケースがあります。また、逆に良くない指揮命令者を良い指揮命令者と勘違いしてしまうこともあります。

良い指揮命令者なのに嫌がる方が多い

良い指揮命令者の特徴は、細かいことをうやむやにしないことです。
最初のうちは業務管理が厳しく感じられるかもしれません。こういった指揮命令者は、仕事の進行状況を細かくチェックし、明確なフィードバックを与えてくれます。これに対して、「つらい職場に来てしまった」と感じる派遣社員も少なくありません。しかし、この厳しさは、実際には成長やスキルアップに繋がります。

例えば、僕が以前派遣していたA社の指揮命令者は非常に厳しく、最初は派遣スタッフさんから不満が出ていました。しかし、その指揮命令者は問題点を具体的に指摘し、改善方法を丁寧に教えてくれました。そして、KPIを数字で採り、改善活動を継続していました。結果的に、その職場で働いた派遣スタッフさんたちは高いスキルを身につけ、他の現場でも評価されるようになりました。

さらに、良い指揮命令者は成果をしっかりと評価してくれます。例えば、派遣契約の更新時に会社の経営から「その派遣契約は必要なのか?」と問われたとき、その指揮命令者は理路整然と説明し、派遣契約の必要性を証明してくれます。厳しいように見えて、そこで働く派遣スタッフの皆さんを守ってくれることが多いです。

良くない指揮命令者は曖昧

一方、良くない指揮命令者は、曖昧な指示や評価をします。
最初は緩く感じられ、楽な職場と思われるかもしれませんが、これは大きな落とし穴です。具体的なフィードバックがなく、問題があっても見て見ぬふりをされるため、派遣社員は何を改善すべきか分からず、成長の機会を失います。運よく問題点の悪影響がない状況になれば楽な仕事とも言えますが、それでもスキルや経験にはつながりませんし、運悪く影響のある問題が降りかかってきた時に解決してもらえることは見込めません。

例えば、B社の指揮命令者は僕の担当する派遣スタッフさんに対して「適当にやっておいて」といった曖昧な指示を繰り返していました。そのため、派遣スタッフさんたちは仕事の進め方に迷い、成果も上がらず、最終的には契約更新が見送られてしまいました。

こうした指揮命令者は、いざという時に派遣スタッフさんを守ってくれません。派遣契約の更新時に「その派遣社員が何をしているのかよく分からない」と言われ、契約が打ち切られることもありました。(ひどいですよね・・・)これでは就業してくれた派遣スタッフさんのキャリアに大きなダメージを与えてしまいかねません。

最後に

良い指揮命令者を見極めるためには、以下のポイントに注目しましょう。

  1. 細かいことをうやむやにせず、具体的なフィードバックをくれるか

  2. 成果をしっかりと評価し、問題点を改善する姿勢があるか

一見、面倒に見える指揮命令者ほど、いい指揮命令者であることが多いです。逆に、曖昧な指示や評価を行う指揮命令者の下では、成長の機会を失い、将来的なキャリアに影響します。指揮命令者見極めのヒントにしていただけると幸いです。

では、また!




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