『おまいう』と思われたら終わり #1200
お元気ですかー？
今日は「『おまいう』と思われたら終わり」というテーマでお話しします。今回は、前回に引き続き、友人の昇進祝い？のダメな上司についての考察第2弾です。
真摯な姿勢を見せることの重要性
マネージャーとしてメンバーに指示を出すとき、特に気をつけなければならないのが、自分の姿勢です。メンバーに何かを求める際、自分自身がその姿勢を体現していなければ、言葉に説得力がなくなります。
例えば、マネージャーが「変化を恐れるな」と言いながら、自分自身は何一つ変えようとしなかったり、「挑戦しろ」と促しながら、自分は新しいことに挑戦する姿勢を見せなかったり・・・「勉強しろ」と指示を出しながら、上司自身が全く学ぶ姿勢を持っていなかったり・・・
これ、ありがちなんですけど、僕は一番避けなきゃいけない状況だと思います。自分の棚上げ禁止！それやってメンバーがついてくるマネージャーはいないと心得ましょう。
こうした態度は、想像以上にメンバーから見れば非常に不誠実に映ります。言葉と行動が一致しないマネージャーに対して、メンバーは次第に「おまいう」と思うようになり、指示やフィードバックを真剣に受け止めなくなります。
自分が上司と向き合う時はこの感覚があるのに、いざ自分がその立場になると客観的に認識することが難しくなるので気をつけましょう・・・
「おまいう」と思われる瞬間
「おまいう」と思われる瞬間は、意外と日常のささいな場面で訪れます。例えば、会議の場でマネージャーが「もっと積極的に意見を出せ」と言いながら、自分は何も意見を持っていないときや、締め切りに厳しいマネージャーが自分の仕事の締め切りを守らないときです。（これ、想像以上にメンバーにバレてますよ！）
以前、ある職場でこんなことがありました。マネージャーが「もっと効率的に仕事をしなければならない」と何度も強調していたのですが、その上司自身が遅刻やカラ外出（どこに行っているかわからない）を頻繁に繰り返していました。その結果、メンバーたちは「言ってることとやってることが違うじゃないか」「お前も働けよ」と不満を抱き、メンバーの言葉を軽視するようになりました。これはまさに「おまいう」と思われてしまっているの典型的な例です。
自分が体現していないことを言わない
マネージャーとして大切なのは、自分が実践していないことをメンバーに求めないことです。「自分のことを棚上げするのも上司のスキルだ」みたいなことをおっしゃる方もいますが・・・このスタンスで良いチーム作っている人、僕は見たことがないから気をつけてください。
チャレンジしているけどできないことをメンバーに頼るのはOKですが、自分がやるつもりもやったこともないことを、メンバーに押し付ける（ように見える）姿勢は徹底的に避けることをお勧めします。
もし自分がまだ学んでいない分野についてメンバーに「勉強しろ」と言うのであれば、自分も同じように学ぶ姿勢を見せるべきです。変化を求めるのであれば、まず自分自身がその変化を受け入れ、実行する姿勢を示す必要があります。
また、挑戦を促すのであれば、自らも新しい挑戦に取り組む姿勢を見せるべきです。メンバーたちはマネージャーの行動をよく見ています。マネージャーが自分の言葉を行動で示すことで、メンバーたちはその指示を真剣に受け止め、実行しようとするのです。
最後に
今日は「『おまいう』と思われたら終わり」というテーマでお話ししました。メンバーとしてマネージャーに信頼・尊敬（大事！！）されるためには、メンバーに求める行動と自分の行動への姿勢が一致していることが重要です。
自分が体現するつもりもない（時にその時は自分が体現できないこともあるでしょうから姿勢の問題です）ことをメンバーに求めても、その言葉には説得力がありません。むしろ、メンバーから「お前がいうな」と思われる瞬間になり、信頼を失うきっかけとなります。
マネージャーとしての役割は、部下に指示を出したり、管理することだけでなく、自らの行動でその姿勢を示すことです。マネージャーの言葉を信じ、ついてきてくれるためには、まずマネージャー自身が真摯な姿勢を持ち、行動で示すことが何よりも大切です。
今回も、友人へのエールなので、僕ができていないことは棚上げして、自分も頑張らなきゃなという意味で書きましたw（僕自身へのクレーム禁止）
次回の上司が避けるべきシリーズは「自分で決めない」と言うタイトルで、一応最後の予定です。
では、また！
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