【#1155】ムーブメントは起こすのか、起きるのか？
お元気ですかー？
今日のnoteは「ムーブメントは起こすのか、起きるのか？」というお話です。
世の中を創るのか、そうなるのか？
昨日、前職のスタートアップ企業のOBで集まって飲みました。めちゃくちゃ楽しかったです。
働き方・働きがいを通じて世の中を変えたい人たちばかりで熱い会で楽しかったです。
その中で、僕が何気なく「世の中がもっと透明性を求めるその時に、役に立てる自分でいたいし、そうなればあえて今の仕事を選んでいる人を増やすことができると思っている」と言った言葉に、以下のような感想をもらいました。
「櫻井さんは世の中を変えようとしているのだと思っていたけど、変わらないかなと思っているということが他力本願っぽくて意外で、少し悲しかった」と。
・・・なるほど！確かに！！そう言われると僕も悲しくなってきた・・・！
その時は、上手に説明できなかったこともあり、僕がどう考えているのかをまとめてみたいと思います。
キーワードは、「自分が世の中を創るのか、世の中がそうなるのか？」です。
貢献したいから世の中を予想している
改めて考えてみると、僕が一番大切にしているのは、誰かに貢献することです。ビジネスでもプライベートでも、目の前の人の、世の中の役に立ちたいと思っています。
なので、「世の中がどう思っていても自分がこうしたいから世の中をこう変えたい」みたいなモチベーションはそんなにありません。
微妙なニュアンスですが、世の中がこういう方向に向かっているからそれに合わせて貢献しようとしているのだと気が付きました。極端な例ですが、平和が脅かされている状態で「働き方が・・・」とは言いません。そういう意味では（みんなそうかもしれませんが）、世の中が向かうであろういくつかの方向性の中から、よりそうなりそうで、そうなってほしい道をイメージし、そうなった時に一層貢献できるように僕は振る舞っているのだと理解できました。
解像度を上げて言えば「あえて今の仕事を選んでいる人を増やしたい」というよりも「あえて今の仕事を選んでいる状態の人が増える世の中になっていくと思うので、スムーズにその状態になれる人を増やすことで貢献したい」ということです。
昨日の友達は僕を革命軍だと思っていて、ちょっと悲しくなったのかもしれませんw
僕はどうやら革命軍ではなく、世の中が良くも悪くも透明性の高い方向に向かっていくと想像していて、その上で、働くことへの自由度や多様性は向上していくし、（もちろんその方がいいと考えていて）その時により役に立てるように、そして今も役に立てるように活動をしているようです。（メタ認知）
最後に
今日は「ムーブメントは起こすのか、起きるのか？」というタイトルで、僕は世の中を変えるのではなく、変わっていく世の中で貢献していこうとしているというお話をしました。
若い頃は世の中を変えようとしていたし、そういう自己効力感があったのですが、より現実的になったような気もして少し寂しかったです。でも、今の僕はそのように世の中を捉えた方が自己肯定感も自己効力感も高いので、成長や成熟とも言えるのかもしれません。
そんなことを考えて、50歳、60歳の自分はどんなふうに世の中を、自分のできることを捉えているのか、楽しみな気持ちになりました。
では、また！
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