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営業とはrunすることである #1124

お元気ですかー?
今日は「営業とはrunすることである」というテーマでお話しします。人材派遣営業の「営業」という言葉の本当の意味?について掘り下げます。

人材派遣営業の「営業」はsalesではない

僕は「営業」とは「sales」であると捉えて、人材派遣営業としてデビューしました。一見、真っ当に見えるこの捉え方・・・実は結構危険です。
営業をsalesと捉えると、どうしても何とか受注した案件にスタッフさんを押し込もうとしてしまいがちです。口八丁手八丁で派遣スタッフさんを説得し、3ヶ月ごとの更新なのにまるで永遠に続くかのように誤解させたりしながら・・・何とかして成約させようとします。
そして、首尾よく制約した際には、フォローもそこそこに次の案件開拓に走ります。結果的に、無理に人を配置したり、手薄いフォローとなり、派遣スタッフさんの不満が高まったり、派遣先企業からの信頼を失うことにもなりかねません。

例えば、僕が新米営業だった頃、大量案件を受注して、喜び勇んでスタッフさんを集めたことがありました。そして、なかなかスタッフさんが集まらず、派遣先の求めるスキルセットに合わない人材も無理に送り込みました。その結果、スタッフさんからも派遣先企業からもクレームが相次ぎ、最終的には1人のスタッフさんも残りませんでした。

「営業」はrunすることである

では、人材派遣営業の「営業」とは何か?
僕は「業を営む」と捉えると良いと思っています。
以前もこちらのnoteで解説しましたが、人材派遣営業が提供するのは「人」ではありません。(人身売買は犯罪!
人材派遣営業が提供するのは、人材派遣サービスそのものです。つまり、営業の仕事は人材派遣サービスを円滑に提供することです。

そう捉えれば、いかに派遣スタッフさんが活躍できる環境を作るか、派遣先企業を巻き込んで良い案件作りをすることができます。逆にスタッフさんのスキルが合っていないなどの懸念があるならそれを前提として派遣先企業への調整を行うこともできますし、派遣スタッフさんへの教育や動機づけをすることもあるかもしれません。
単に人を配置したり、押し込むような動きをするのではなく、本質的な人材派遣サービスを提供できるようになると一気に仕事が楽しくなります。
提供しているサービスが、人身売買という違法行為から、人材派遣というサービスに変わるからです。

「業を営む」という言葉をGoogle翻訳すると「run a business」と出てきます。営業とは、ビジネスを運営することであり、これには人材派遣サービスの質を維持することが含まれます。そう捉えると人材派遣営業のやりがいが爆増するし、「run」という単語が、常に何かしら忙しなかったりする人材派遣営業にあっている気がするので、僕は「人材派遣営業の仕事は人材派遣サービスをrunすることである」と言っています。

・・・もちろん、「わかりやすいようで、よくわからん!」と大評判ですw

最後に

営業を「sales」として捉えるのではなく、「run」することして捉えると、人材派遣営業が楽しくなったりします。
人材派遣サービスの本質を理解し、より良いサービスを提供することが可能になります。
もしあなたが人材派遣営業とか、無形商材の営業として活躍しているなら、一度立ち止まって、自分の仕事を「runすること」として見直してみてください。新しい発見があるかもしれません。

では、また!




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