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【キャリコン勉強】キャリアカウンセリングの理論(ホランド)

今日は何の日

3月2日 ミニチュアの日
「ミ(3)ニ(2)」の語呂合わせから、小さいもの、ミニチュアを愛そうという日。

ホランド

1919年ー2008年 アメリカ 心理学者 ジョンズ・ホプキンス大学で長く教授を務める。ホランド理論という呼称で知られているRIASECキャリア・ディベロップメントモデルの提唱者である。

理論の概要

パーソナリティ・特性因子論アプローチ

個人の性格的特性と個人を取り巻く環境の相互作用からキャリア形成が成り立つとした。

性格的特性=パーソナリティ

6つのホランドタイプ

1)企業的(E:Enterprising) 

他人に影響、リーダーシップ、説得力。野心的、外交的。

2)慣習的(C:Conventional)

情報を秩序立てて整理、責任感、信頼あり緻密。

3)現実的(R:Realistic)

道具、物、機械、動物。地に足、実践的。

4)研究的(I:Investigative)

生物学、物理学、数学、化学、医学、学究肌。

5)芸術的(A:Artistic)

言語、美術、音楽、創造的で発想自由。

6)社会的(S:Social)

人に伝える、教える、手助けする、友好的。

頭文字をとってRIASEC(リアセック)と覚える

ホランドは「人は通常、3つの性格タイプとして表すことができる」とし「どれか1つが強く、あとの2つは強くない」とした。

3つの性格タイプ=スリー・レター・コード

ホランドタイプの関連性

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ホランドタイプの一貫性

・六角形上で隣り合っている性格タイプや職務は、最もよく似ている

一貫性がある

・六角形の対角にある性格タイプや職務は、最もかけ離れている

一貫性がない

・1つ挟んで隣り合う性格タイプや職務は、中間的な関係になる

分 化 最も高いホランドタイプと最も低いタイプの差が大きい時

未分化 6つのタイプすべてが強く出たり(ハイ・フラット型)、逆にすべてが低く出る(ロー・フラット型)こと 

VPI職業興味検査

アメリカで開発されたホランドによるVPIの日本版。

6つの興味領域(現実的、研究的、芸術的、社会的、企業的、慣習的)に対する興味の程度と5つの傾向尺度(自己統制、男性-女性、地位志向、稀有反応、黙従反応)がプロフィールで表示。

対象者:短大生、大学生以上。

所要時間:採点時間を含めて15~20分程度。特徴160個の職業名に対する興味の有無を回答。実施・採点はカーボン形式で簡便。

まとめ

VPI職業興味検査はハローワークで無料で行なえます。

就活生だけでなく、学生の方は自己分析のために一度是非検査を受けてみたらいかがでしょうか。
 

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