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【キャリコン勉強】カウンセリングの理論(岡本祐子)
今日は何の日
2月18日 雨水
二十四節気の一つ。雪が雨に変わり、雪や氷は溶けて水になるという意味です。
岡本祐子
広島大学大学院教育学研究科教授 教育学博士 臨床心理士.
専門分野: 発達臨床心理学
研究テーマ: 成人期のアイデンティティ危機と発達
アイデンティティのラセン式式発達モデル
日本の労働者を対象に、青年期以降のアイデンティティを軸にして中年期、定年退職期にアイデンティティの再確立が行われることを明らかにしました。
アイデンティティは中年期、定年退職期においてもライフイベントに遭遇するたび、その危機を克服することによってラセン状に発達していきます。
アイデンティティのラセン式式発達モデルはエリクソンやレビンソンの理論を包括したモデルとも言えるでしょう。
◆エリクソンの記事
◆レビンソンの記事
生涯発達の発達論は、個人が経験するライフイベントに注目することが特徴です。
標準的歴史的ライフイベントー入学、卒業、就職、定年退職など
非標準的個人的ライフイベントー転校、転職、失業、病気、事故など
これらのライフイベントが、どのようなタイミングで、どのように体験するかということが個人の生涯発達に影響を及ぼします。
まとめ
私事ですが、定年退職をした今振り返るといろんなライフイベントがあったなあと思います。特に引っ越しが多かった人生です。
高校を卒業し、富山、大阪、鎌倉、松本、長野2、松本2、東京、川崎、京都、相模原、松本、立川、大阪、西宮、松本となんと17回引っ越ししました。
いろんな出会いがあり、別れもありましたが、幸いにも、大病もせず、大きな事故もなくこれたのが一番良かったと思います。
これからは、アイデンティティを再確立し、「一日一生」の思いで生きていきたいと思います。
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