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#空想恋愛

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ある日の恋、ある日の言葉、ある日の気持ち。綴ります。#7Days_Story
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2019年9月の記事一覧

フォルダに残っていたキミの写真や動画。ふとした笑顔、ちょっと怒った顔、ケンカした落ち込みの涙。過ごした分だけ思い出は多い。幸も不幸も一緒に共有してきた。キミとの思い出を足し合わせたら1本の映画が作れそう。忘れたくないから。

Ryo.
5年前
8

キミはアーティストの追っかけ。北から南までどこでも行く。共感できる歌詞と同世代でのカッコよさが惹かれる理由。運がいいのか良席ばっかり手に入れる。いやいや、どうせなら僕の分もお願いしますよ。何かに夢中でいるキミが好きだからいいや、楽しんでおいで。

Ryo.
5年前
7

誰しも「別れ」を経験する。恋愛でも、結婚してパートナーができても、友達とも。「離れる」ことほど寂しいことはない。側に居てくれるだけで支えになっていたから。心が持たないことが大半。変わりのない未来があり得ないのは仕方がないのだけれども。前を向くしか。

Ryo.
5年前
14

お別れ、夏2019。手を振って送り出してあげよう。結局振り返ると、キミとの思い出は「楽しかった」で集約できてしまうんだよ。好きだった日も、嫌いだった日も。キミと一緒にいられてよかったよ。泣かないのはお互いの決め事じゃないか。笑顔でサヨナラするよ。

Ryo.
5年前
12

言葉に出さなくても互いを分かり合えるのは、長年と共にしてきて言葉や癖、行動を「知っている」から。そこまでの境地にたどり着くには、いっぱい喧嘩もするし、互いを傷つけてしまうこともあるかもしれない。でもそういう経験を経て、知らなかった彼の一面を知ることができたのならそれはそれで。

Ryo.
5年前
15

共に勝負の世界を生きていた。互いが互いにアドバイスをする。キミがピンチの時は助けるし、逆もそう。その道のことをわかっているからこそ。「どうしてそこまでしてくれるの?」って。大切な存在だからに決まってんじゃん。明日もまた、笑顔で。

Ryo.
5年前
11

また彼女が歌っていた曲を聴いた。当時はキミが本当に大好きだったから。今もなお忘れることなく、忘れられずに息をしている。願っていた、ひょっこりと出現して歌を奏でてくれることを。その瞬間が訪れたとき、僕は泣いていた。おかえり、と。

偶然にも同じことを考えていたことがある。朝ごはんのこと。「パンがいい」と言う彼女と「ご飯派」の僕。不満そうな顔をしたらオウム返しで真似をされた。しぶしぶ了承すると「やった!」と笑顔に。単純な僕と強気の彼女。休みの日のおはなし。

Ryo.
5年前
10

今日の早起きは自分の勝ちみたいだ。キッチンに立って卵焼きとみそ汁をパパっと作る。陽が出てきたのに一向に起きる気配のないキミ。鼻の頭にそっと触れてみたら「んーー」とゴソゴソ動く。おもわずクスっとしたら「笑うなよ」と小さなツッコみが。起きてたんかい、恥ずかしいわ笑。

Ryo.
5年前
8

ちょっと怖がり。ちょっと意地っ張り。「別に怖くないし」が口癖。正直だなぁと思いつつ先を歩く。隠れるように縮こまって後に続く小人。しっかりとお家までお届けします、だから安心して。秋の満月の日より。

Ryo.
5年前
11

待ち合わせの場所。なんとなくで決めてたから見つからない。どうやら反対の出口にいたみたいだ。「もう、まただし(笑)」と互いにツッコみ合う。キミのその笑顔を見れただけでもう十分だ。と考える暇もなく、「こっち、行こ!」と手を引っ張る。歩む、その手に応えるように。

Ryo.
5年前
9

カーテンを開けた。波打つ空と朝の匂い。今日はトーストみたいだ。お出かけする気満々じゃないか。「だって...」と恥ずかしがるキミ。ご丁寧にサラダまで。一所懸命なところに惹かれたのだ。僕たちの気持ち、お互い様。幸せを見つけに行こうか。

Ryo.
5年前
11

ビニール傘。透明越しから見えるキミのほほえみに憂鬱さも何処へやら。雨の弾みとキミの弾みがまるでメロディのように響き渡っている。もう少し、この時間が続くように。今日もまた、空に願う。

Ryo.
5年前
10

今度はどこ行こっか。帰り際のうれしい誘惑。西の空に沈む陽を2人で見つめながら、カフェ巡りでもしてみる?と。やった!って子供みたいに跳ねるキミ。その笑顔は心と空が共鳴したかのような明るさで。2人の足音は明日へと続く。