短歌と「うたよみん」の話
皆さんは、
というサービスを知っていますか?
ぼくも使いこなしていたわけではないので、
ざっくりとした説明にはなりますが、
・自作の短歌を投稿・アーカイブしたり
・他の人の短歌を閲覧したり出来る
ってヤツです。
ぼくはその「うたよみん」を
不定期にやってたんですが、
どうやら2023年3月末日をもって
サ終かつデータ削除らしい…!
と、いうことなので、当分サ終なんてことにはならないだろうnoteに
恥ずかしすぎる「うたよみん」投稿を
移植しちゃお!!!
そんなお話です。
・「短歌」という趣味
「短歌」というと、
みたいな声が聞こえてきますが、ぼくは、
三十一文字という器にクソデカ感情を収納できる
という点で、「短歌」が割と好きです。
「短歌」を「詠む」という営みは、
揺れ動いた自分の心を客観視して、
咀嚼して、美化された思い出にする
そんな作業だと思っています。
ですから、高校の古文で習わされる修辞法なんてものは意識せず、詠みたいように詠めばいい。
日記と同じや、IMAO。
ネットの海には、様々な創作系・表現系の趣味の産物が転がっていますよね。
ぼくには画才も楽才も文才もないので、
と頻繁に思います。
ないものねだりよな、ガハハ!😄
でも、もしかすると、
「短歌」がぼくにとっての趣味の一つ、
自己表現の手段の一つ、
なのかもしれないですね。
下手の横好きであることに変わりはないけど
・花火
さて、日記感覚で何かあった時に歌を詠むようになったきっかけ…かもしれない、そんな話です。
ぼくにとって身近だった歌人は、
高校の国語教師でした。
歌集作ったり、県の歌人協会の会長してたり。
定期テストの試験監督中に、教壇に両手で頬杖をついて歌の推敲をする姿も観測されています。
いや、短歌好きすぎじゃん。
ちゃんと監督せぇよ。
ある夏、この人が会長権限でしょうもない課題(前述)を課してきたので、
程度の心持ちで、女の子と行った花火大会での心境を三十一文字にまとめて出したんですね。
高校生の夏っぽくていいかなと思って。
そしたらその句が…
短歌俳句コンクールで
優秀賞を獲ってきてしまったのです。
オイオイ😅
という気持ちもありましたが、同時に
とも思うようになりました。
趣味だから他人の評価なんてどうでもいいのでしょうが、今思えばこの経験が「うたよみん」を始めるきっかけだったのかもね。
受賞を告げられた際、会長直々にコメントをいただきました。
は?😇
悪かったな、見かけによらずロマンチストで😇
ちなみに、優秀賞の記念品なのか、この句が筆で上手に書かれた短冊を貰いました。
なんで?
年末年始に実家に帰省したら、
それが未だに額入りで飾ってありました。
なんで?
・歌置き場
では、移植に取りかかろうと思います。メス。
古い順に置いていくこととします。
黒歴史になることは分かっているのに、「うたよみん」に投稿したり、noteにまとめたりしちゃうんだよな。人間って愛くるしいね😘
今の辱めは、未来の自分に丸投げしちゃお!
・横顔
まずは、課題で出した例のヤツ。
「うたよみん」には投稿してなかったみたい。
うわ~!!青春(夏だけど)!!
よくよく思い返してみると、当時既にこの「君」とは付き合ってた気もするので「片恋」じゃなかった可能性があるね。捏造?🤔
「花火」と「種」の縁語がセクシーなんじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・「よ」
これは…恋歌ですね。
なんか知らんけど、会いたがってるな。
沢山ねじ込まれてる「よ」がくどい🤮
五・七・五・七・七のリズムに忠実で心地いいんじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・ラムネ
これは…恋歌ですね(2回目)。
「うたよみん」には一定期間ごとにお題が与えられて、それにちなんで詠むというコンテンツがありました。
これはきっと「#ラムネ」です。
「しゅわり」が可愛いね、でも"ラムネで使われるのはA玉"とか"B玉はその不適合品"とかって真っ赤な嘘でデマじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・お遍路
これは…友人と巡ったお遍路の思い出ですね。
9日半ぐらいで四国中の88ヶ所の寺を回りきりました。これこそnote書けよ、という体験ですね。
「弘法大師」は空海の諡号です。
「空と海」は、その洒落かな?ハハ!
「青し」は"青く"の方がよくない?知らんけど。
ま、よし!👍
・彼岸花
これは…なんですか?
ぼくはまだ身近な人の死を経験していませんが…
きっと「#彼岸花」というお題だったんでしょう。
こういう想像で詠まれた句も小説みたいでいいんじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・オムライス
これは…恋歌ですね(3回目)。
中学時代の束縛強い系メンヘラ元カノから、クッソ久々に連絡が来た時に詠んだ歌です。
リスカを仄めかされることもあったけど、
今思えば子供の可愛い"恋人ごっこ"でした。
背景と文字色をその子の得意料理になぞらえてて、ぼくにしか作れない句って感じでいいんじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・独り
これは…恋(ry
コイツどんだけ恋歌詠むんだよ!!!!
4回目だぞ!!!!
まあ、"きっかけ"が恋歌だったからな…
仕方ないのかも🤔
大学入って出来た彼女とクリスマスを過ごせなかった可哀想な人間が目に浮かぶね😂
「夏」を言わずに「日焼け」だけで夏を思わせる方が良かったんじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・発情期
これは…恋歌ですね(5回目)。
もう、乙女なんだから😚
結局、学部生活は半分がコロナ禍でした。
ぼくがしっかりと濃厚接触を自粛して自家発電に勤しむなか、発情した猫は外でお盛んなことにブチギレてた気がする。猿かよ🙈
「声」と「越え」の韻踏みと、「猫」と「爪」の縁語がセクシーなんじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・初心
これは…恋歌ですね(6回目)。
それにしても、急にウブで可愛いな!高校生?
マフラーを手渡すことが出来るなら、
手ェぐらいさっさと繋げよ😅
五・七・五・七・七に囚われすぎないのもこれまた心地いいんじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・オンライン講義
これは…コロナ禍での不安の吐露ですね🌕
講義によって対面とオンラインとが入り乱れたり、感染状況によっては全面オンラインになったり、大変でした🌕
改行を駆使して真ん中に絵文字の月を入れることで、「うたよみん」ならではの短歌になったんじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・Blessing
これは…恋(ry
コイツいい加減にしろよ!!!
7回目だぞ!!!!
また別れてるの草。いや笑えんけど😢
相手は前向きなのに自分だけ未練タラタラ、みたいな状況ありますよね。
涙拭けよ😌
「涙」とかけまして「希望」と解きます、その心はどちらも「溢れる」ものでしょう、って感じじゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・抜け殻
これは…恋歌ですね(8回目)。
ほとんどが恋歌だったって、コト?!😅
ていうかコイツまだ未練がましいこと言ってるわ、プププw🤭
「捨てられた」ってスタンスなのが浅ましい。
被害者ヅラしないで、自分を省みた方がいいよ?
蝉の抜け殻が「土に還る」にはもう少し時間が必要じゃない?知らんけど。
ま、よし!👍
・終わりに
ぼくの怒濤の恋歌ラッシュをくぐり抜けた人がいるとは到底思えませんが、あとがきです。
いざ振り返ってみると、
ハッキリと当時の状況が思い出されました。
やっぱり「短歌」は気持ちを整理出来て日記みたいですてき!って感じ。
月並みだ🌕
某テレビ番組の某おばさんに見せたら大批判を喰らうようなお目汚しの駄作ばっかりだけど、
自分の気持ちを詠みたいように詠む
っていうのが好きです。
これからも気が向いた時に
「ま、よし!👍」
のスタンスで、下手の横好きを続けよっかな☺️
そんな場所を提供してくれた「うたよみん」
いままでありがとうございました!!
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