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効果的に価値を伝えるゴールデン・サークル理論

価値伝達のストーリ展開として以下のどちらがよく伝わりますか?

Aパターン
私たちは素晴らしいデジタルデバイスを開発しました。
このデバイスは革新的なデザインを有しています。
このデバイスを持つことで、あなたはハイグレードな生活を送れます。

Bパターン
私たちは人々にハイグレードな生活を提供したいと考えています。
そこで革新的なデザインを有したデバイスの開発に励みました。
その結果、私たちは素晴らしいデジタルデバイスを開発することができました。

Bパターンのほうがなんとなく心に刺さりませんか?

これはゴールデンサークル理論というもので非常に有名な価値伝達のフレームワークです。人はWahtではなくWhyに心を動かされます。

Aパターンが普通の話し方、Bパターンがゴールデン・サークル

『そこのペンとって!』と言われるよりも、『保護施設にいる犬を引き取るためのサインをしなきゃいけないのに、ペンがないわ!』と言ったほうが俄然ペンを渡したくなりますよね。

ビジネスでも同じです。消費者は商品を買う動機を求めています。(直感的にパソコンは欲しいけど、動機が欲しいのよ。じゃなきゃ妻を説得できないのよ。)

そんなボクはいま、セミナー資料の作成に追われています。社内説明資料作成は最強のスキルを持っているのですがセミナー資料は初めて作るのでてんやわんやです。そんなとき、このゴールデンサークル理論を思い出しました。やることは同じです。(多分ね。やったことないからね)

まずはボクらがなぜソリューションを開発したのか、その背景をじっくり語る(WHY)。そこはセミナー受講者の困りごとや悩みを共感するフェーズです。そしてそれを解決するユニークな手段を(HOW)。ここは他社には真似できない、ボクらだからできたというメッセージを込めて。最後にドーンとソリューションを打ち出す(WHAT)。

こんな骨子を作っていきたいと思います。

リョウ

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