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LE LABO 調香師

LE LABOの香りを作り上げた調香師の中でも、
現在メイン調香師としてご活躍されてる二人について、インタビュー記事を元にご紹介したいと思います。

Daphné Bugey

Daphné Bugey(ダフネ・ブジェ)

クラシック コレクション
Rose 31
Bergamote 22
Lys 41
Neroli 36
Tonka 25

シティエクスクルーシブ コレクション
Bigarade 18 Hong Kong
Cedrat 37 Berlin

キャリア
彼女は10歳の頃から香水に情熱を抱き始めます。それから数年後、両親が彼女を南フランスのグラースへ旅行に連れて行った際に、グラースにある国際香水博物館に連れて行きます。そこで彼らから調香師になる方法を尋ね、香料学校に通う為に化学を学び始めて、ISIPCA(香料専門校)に入学しました。

ISIPCA

彼女は現在に至るまで、世界各国を旅しながら、アルマーニやゴルチエなど有名デザイナーズブランド、ラルチザンやLELABOといったニッチフレグランスブランドを手掛けています。

彼女の特徴として、ソフィア・グロスマンのような特定の香料に拘りがあるわけでも、ジャン=クロード・エレナのようにシンプルな香り作りをするわけでもありません。人生における旅の経験や人との出会いからペンハリガンのローイング・ラドクリフのような紳士でハンサムな香りから、ラルチザン ラ ボタニックシリーズにみられる神秘的な植物を深い香りで表現したり、使いやすく肌馴染みの良いルラボのリス41やベルガモット22など、多岐に渡る分野でのクリエーションを得意としております。

以上ダフネ・ブジェの紹介でした。
続いて紹介する調香師はフランク・フォルクルです。

Frank Voelkl

Frank Voelkl(フランク・フォルクル)

クラシックコレクション
Iris 39
Santal 33
Thé Noir 29
Ylang 49

シティエクスクルーシブ コレクション
Baie Rose 26 Chicago
Benjoin 19 Moscow
Limette 37 San Francisco
Musk 25 Los Angels
Tabac 28 Miami

キャリア
フランクはドイツの都市ボンで生まれ数年間過ごした後、オランダ、パリへと移り住みます。パリに移り住んだ思春期のフランクはパリの街中に佇む香水と自然の香りに心を奪われ、週末はずっと香水店で過ごしていました。そんなフランクも次第に香水を手に取るようになり、調香師を目指すためISIPCAに入学、卒業後すぐに調香師としてキャリアをスタートさせたと語っています。

Paris

フランクは現在に至るまでドルチェ&ガッバーナ、キリアン、エルメネジルド・ゼニアなどで経験を積み、ベテランパフューマーとしての道を歩んでいます。

フランクは香水を作る際、シンプルで強いメッセージ性がある香り作りを心掛けていると語っています。たしかにサンタル33はウッディでありながら瓜の香りを感じ取れたり、テ・ノワール29の紅茶を思わせる香りに暖かみや干し草、タバコの香りなどから喫茶店のような空間を思い浮かべたり、深く試してみると香りの中に彼のこだわりが感じ取れます。機会がありましたら、彼の香りをじっくりと試してみて下さい。きっと香りの中にフランクのこだわりを発見出来るかと思います。ちなみにフランクはサンタル33を身に纏うことが多いみたいですよ。

以上でLE LABOを代表する2人の調香師に関する紹介を終わりにしたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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