【官能小説】今日で最後…… ~義理の甥とのいけない関係~【短編】
注意
この小説には性的な表現が含まれています。
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本編1「ありがとうございました。またいらしてください」
着物の裾を濡らさぬように少し持ち上げてから、宮嶋静子は店の外に出て今日最後のお客を見送った。お客の背中が遠くなると、ひと仕事終わったという安堵の気持ちが湧き出てきた。しかしすぐに気を引き締め、もうひと踏ん張りだと自分に気合を入れながら暖簾を下げ店の中に戻った。
小料理屋の女将になって二十年がたった。二十五歳の時に結婚し、カ