見出し画像

【ドローン国家資格】合格者が語る 二等学科試験のココが出る! #39

こんにちは。キタハラです。タイトルにもある通り、ドローンの国家資格「二等学科試験」の頻出ポイントについて、1記事1ポイントずつ、実際に出題された過去問題と、その解き方について投稿していきます!
それではみなさんも国土交通省の教則(第二版)をお手元に用意ください。
(📘ダウンロードはこちら)


今回の出題範囲


今回は…機体の特徴を終えて…

「無人航空機の機体の特徴(飛行方法別)」 です!

→国土交通省航空局の教則(第二版)P.31

それでは過去問題解いていきましょう。

Q.夜間飛行時の装備として、最も不適切なものはどれか
①夜間飛行では機体の姿勢や進行方向が視認できないため、灯火を搭載した機体が必要である
②機体の位置が把握できるスピーカーを搭載している
③操縦者の手元で位置、高度、速度等の情報が把握できる送信機を使用することが望ましい

さて、みなさん回答はどれでしょうか?

まずは問題を見ていきましょう。今回は「夜間飛行時の装備として、最も不適切なものはどれか」ということで、不適切な選択肢を選ぶ問題です。

それでは選択肢を見ていきましょう。

①夜間飛行では機体の姿勢や進行方向が視認できないため、灯火を搭載した機体が必要である
→これは適切な選択肢です!夜間は周囲が暗くなるので、機体の姿勢や振興方向を認識するための灯火が必要になります🚨

②機体の位置が把握できるスピーカーを搭載している
→これは不適切な選択肢です!あとでおさらいしますが、スピーカーは必要な装備ではないんですよね…というかスピーカーがあっても機体の位置はわからなそうです…

③操縦者の手元で位置、高度、速度等の情報が把握できる送信機を使用することが望ましい
→これは適切な選択肢です!


それではここで
⏰教則おさらいタイムです!

⏰教則おさらいタイム

(1) 夜間飛行と日中飛行の違い
航空法では原則として無人航空機は日出から日没までの間において飛行させることになっている。これ以外の夜間(日没から日出までの間)に飛行させる場合は承認が必要である。日没及び日出時刻は地域により異なるため、事前に確認すること。夜間飛行では機体の姿勢や進行方向が視認できないため、灯火を搭載した機体が必要であり、さらに操縦者の手元で位置、高度、速度等の情報が把握できる送信機を使用することが望ましい。地形や人工物等の障害物も視認できないため、離着陸地点や計画的に用意する緊急着陸地点、飛行経路中の回避すべき障害物も視認できるように地上照明を当てる。 機体に搭載されたビジョンセンサーが夜間に対応していない場合は、衝突回避・姿勢安定などの安全 機能が使用できない可能性があることに注意が必要である。

国土交通省航空局
「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第二版)」P.31より

ちなみに…
「無人航空機の飛行範囲が照明等で十分照らされている場合」は、灯火が必要ではないので合わせて覚えましょう!

というわけで……

今回の正解は②でした!



いかがだったでしょうか?
1人でも多くの方がドローンの国家資格を取れるよう、更新を続けていくのでみなさん一緒に勉強していきましょう!それでは!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?