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【ドローン国家資格】合格者が語る 二等学科試験のココが出る! #41

こんにちは。キタハラです。タイトルにもある通り、ドローンの国家資格「二等学科試験」の頻出ポイントについて、1記事1ポイントずつ、実際に出題された過去問題と、その解き方について投稿していきます!
それではみなさんも国土交通省の教則(第二版)をお手元に用意ください。
(📘ダウンロードはこちら)


今回の出題範囲


今回は…機体のテクニカルなパートですが

「フライトコントロールシステム」 です!

→国土交通省航空局の教則(第二版)P.36

それでは過去問題解いていきましょう。

Q.地磁気センサの説明として、最も不適切なものはどれか
①地球の磁気を検出している
②どのような場所でも、方向は一定である
③機体のキャリブレーションに利用される

さて、みなさん回答はどれでしょうか?

まずは問題を見ていきましょう。今回は「地磁気センサの説明として、最も不適切なものはどれか」ということで、不適切な選択肢を選ぶ問題です。

それでは選択肢を見ていきましょう。

①地球の磁気を検出している
→これは適切な選択肢です!地磁気センサはドローンのコンパスのような役割を果たすもので、その名の通り地磁気(=地球の磁気)を検出しています!🌎

②どのような場所でも、方向は一定である
→これは不適切な選択肢ですね!コンパスと同じように、どこでも方向が一定というわけではありませんのでご注意を!

③機体のキャリブレーションに利用される
→こちらは適切な選択肢です!他のセンサと合わせて、キャリブレーションの役割の一端を担っています。


それではここで
⏰教則おさらいタイムです!

⏰教則おさらいタイム

(2) 無人航空機の飛行に用いられる各種センサの原理及び使用環境

1) ジャイロセンサ
ジャイロセンサは、単位時間当たりの回転角度の変化を検出する装置であり、これにより、風などで機体が傾いたときに、無人航空機の傾きや向きの変化を検出し、フライトコントロールシステムに情報を伝 える。
2) 加速度センサ
加速度センサは3次元の慣性運動(直行3軸方向の並進運動)を検出する装置であり、無人航空機の速度の変化量を検出するセンサである。ジャイロセンサと合わせて機体の姿勢を制御する。
3) 地磁気センサ
地磁気センサは、地球の磁力を検出して方位を測定する。
4) 高度センサ 高度の計測には主に以下のセンサがある。
気圧センサは、気圧の変化を歪みゲージを利用して読み取り、高度を計測する。超音波センサは音波の反射時間から高度を計測する。LiDAR はレーザー光(赤外線)を照射し反射時間から高度を計測する。

国土交通省航空局
「無人航空機の飛行の安全に関する教則(第二版)」P.37より

ちなみに…
他のセンサについても、「何を検出するものか」それぞれ押さえておきましょう!

というわけで……

今回の正解は②でした!



いかがだったでしょうか?
1人でも多くの方がドローンの国家資格を取れるよう、更新を続けていくのでみなさん一緒に勉強していきましょう!それでは!




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