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「情報銀行」で医療・健康分野の個人情報取り扱い促進

こんばんは。

「情報銀行」という言葉を日経新聞でちょくちょく見かけますね。
総務省が旗振りしているサービスというか認定制度になるのですが、総務省が頑張って広報活動しているのでしょうか。

「情報銀行」とは

総務省公式ドキュメントより

https://www.soumu.go.jp/main_content/000791752.pdf

ソフトバンクページより

簡単にいうと、

情報銀行とは、認定を受けた事業者がパーソナルデータ(個人に関するさまざまな情報)を預託され、データを活用したい他の事業者に適切に提供する事業。
のことです。

また、情報銀行になるには、総務省からの認定が必要です。

令和4年1月時点で、認定されている7社です。(最新の認定事業者の一覧がネットを探しても見当たらない・・・)


正直、サービス名を見ても、あまりピンとこないので、情報銀行の認知度はさほど高くない、という現状かと思います。

総務省としては、今後の情報銀行の展開に向けた取組として、
健康・医療分野の要配慮個人情報の取扱い
を重点的に行っていくようです。

「2022年10月 総務省情報流通行政局 地域通信振興課 デジタル経済推進室」

https://www.soumu.go.jp/main_content/000839476.pdf


病歴や投薬歴、また日常生活からデータ取得できる身体・健康情報などを、本人の同意を得た上で適切なサービス事業者にデータ提供を行うことを構想しているようです。


個人的な意見としては情報銀行の構想は素晴らしいと思うのですが、なかなか儲かるビジネスモデルが出てきていません。
それによって活発な事業活動もなく、参入者も増えず、認知度も低い、という現状なのかと思います。

何かブレークスルーが起こるようなサービスが出てきて欲しいですね。

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