NF型とバーンアウトについて

久しぶりにNoteを書いてみることにしする。

最近は、会社の仕事がなかなか大変で、これは後一歩でバーンアウトになってしまいそうだというところまで来ていた。結構思考も塞ぎがちだったのでこれはいけないと思い、会社の上司に状況を説明して業務負荷を一部減らしてもらった。減らしてもらって二日目だが、これが意外と効果覿面で、精神面においても昨日と比べて間違いなく上昇していると感じる。これまでの短い人生においてバーンアウトは一回や二回じゃなく、これ以上はまずい、という限界がその度に明確になってきている。当時はまだMBTIや16Personalitiesについてそこまで深く認識していなかったのだけれど、今思えばバーンアウトとNF型(最近自分がENFJなのかINFJなのかわからなくなってきた為、NF型と書く)にはそれなりに密接な関係がある気がしているので、自己理解も含めて書いていこうと思う。(erunさんがちょうどバーンアウトについての動画を公開されていることにも重なっている)

もちろんバーンアウトについてはNF型の専売特許でも何でもなく、人に強いストレスがかかり続けると誰でもバーンアウトになってしまう。ただ、ストレス耐性という点で考えると、NF型は他のタイプ(NT型、SP型、SJ型)と比べて低いのではないかと考えている。SP型やSJ型は、自身の思考が現在に根を下ろしており、ある程度のストレスがかかっても、自分が「今」解決に向けてやるべきことをしっかりと自覚することが得意なのだと思う(SJ型も頑張りすぎてしまうところはありそうだけどNF型よりは耐久性がある印象)。それに対してNF型は現在への認識が弱く、ストレスがかかった時に「今」を意識することが苦手だ。理想主義のためどんどん未来へと意識が行ってしまい、ストレスがかかっている現実から目を背けようとしてしまう(解決から遠ざかってしまう)。また、感情型を持つNF型はストレスに対して心で真正面から受け止めてしまう為、ストレスの悪影響をもろにくらってしまい、傷ついてしまうのだろう。ストレスを受け流すことが非常に苦手である。NT型については正直ストレスへの耐性についてはよくわからない。同じN型だが、T型を含むことによりストレスに対しても冷静に処理できるのではないかという「印象」だ。

さて、ストレス耐性が低いNF型はストレス下においてはどのように振る舞えば良いのか。これは、現在にしっかりと焦点を当てて、問題の解決に取り組むことである。ここではS型の思考が本当に役に立つ。まずは現実を直視し、ストレスを生んでいるものは何かを正しく把握し、それを解消するように動く。上の自分の例で言うと上司に相談して業務負荷(それも精神的な消耗が大きい業務について)を減らしてもらうことであった。間違っても理想主義に走り、自分ではどうにもできない(難しい)規模の大きな問題について悩んではいけない。そういった問題について考えるのはNF型のライフワークではあるが、ストレス下で苦しんでいる中で悩むべき内容ではない。間違いなく悪循環に陥り、潰れてしまうだろう。とにかく目の前の問題を解決することが重要なのである。大きな問題は精神的に健康になった後に取り組むべきである。

あとは、耐えられるストレスと耐えきれないストレスの見極め方、言い方を変えると自分がストレスによって潰れる(バーンアウトであったり、適応障害であったり)限界の見極め方についてだけれど、はっきりいってNF型はその辺りの見極めが非常に下手である。自分に対して強い信念を持っているNF型は、手を抜くと言うことが難しく、器用に生きることが不得意である。自分も過去にそうであったが、頑張りすぎて燃え尽きたり適応障害になったNF型は五万といると思う。こればっかりは酷な話であるが実際にバーンアウト等になって限界を自覚するしかないのかもしれない。

たいしたストレス耐性もないのに大きな問題に取り掛かり限界まで頑張ってボロ雑巾になるNF型は他のタイプから見ると何でそこまで頑張るのだろうと映るのかもしれないが、それがNF型にとっての人生なんだと思う。若いうちは本当に辛いかもしれないけれど、その時の苦労は歳をとってから間違いなく活きてくるので、ぶつかっては潰されを繰り返して強くなることは、宿命だと思うべきなのではないかと考えている。むしろ誇りすら持ってこの生きにくい世の中を進んでいくべきだとすら感じる。ただし、ストレス下ではしっかりと現実を直視して、問題の解決に取り組むことが大切だということは、改めてここに書き記しておく。

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